特集

ディスカヴァー × リバネス リバネス研究費ディスカヴァー・トゥエンティワン賞

 

ディスカヴァー・トゥエンティワンとリバネスは、研究者が書籍の出版を通じて自身の研究を発信していくことで、社会全体で科学を愉しむ文化を生みだ し、盛 り上げていきたいという想いから「リバネス研究費ディスカヴァー・トゥエンティワン賞」を設置いたしました。現在、研究計画書を募集しています。

私達は、この賞を「研究者と読者とをつなぐプラットフォーム」であると位置づけ、この賞を若手研究者と一般読者が交流し、文化を築く場にしていきたいと願っています。

※ 募集を締め切りました(2014年3月末〆切)

賞の概要

対象者

DIS+COVERサイエンスシリーズなどの一般向け書籍を通じて、自身の研究テーマについて発信していきたいと考えている若手~中堅研究者(大学院生はもちろん学部生も歓迎!)

募集分野

自然科学の全分野

採択件数

若干名
* 2013年は大賞1名(研究費+執筆支援)、奨励賞2名(執筆支援)の採択となりました。

助成内容

研究費上限50万円 + 打ち合わせや助言、リライトなど書籍の執筆支援

申し込みから受賞者決定、出版までの流れ

  1. 企画書+研究計画書の提出 (2014年3月末〆切)
  2. 書類審査結果発表 (2014年5月)
  3. 2次審査 (2014年6月)
  4. 授賞者決定 (2014年6月末)
  5. 執筆&フィードバック (~2014年12月)
  6. 出版 (2015年4月)
  • 書類の提出は リバネスのサイト から行ってください
  • スケジュールについては予定です

2次審査

2013年は書籍企画のプレゼンテーションを10分間で行なっていただきました。プレゼンテーション内容は下記3点です。

  1. 自己紹介・研究紹介
  2. 書籍の企画案・構成案
  3. 書籍を通じて伝えたいこと

2次審査と授賞式の様子は、ブログ をご覧ください。

リバネス賞 2次審査

リバネス賞 2次審査

理系のイメージを裏切るおもしろいプレゼンが続きました。

プレゼンテーションの後は書籍化セミナーと懇親会を開催。研究者同士の横のつながりを強めていくのも本賞のミッションです。

受賞者プロフィール

ディスカヴァー・トゥエンティワン賞

リバネス賞 小宮健

小宮健(こみや・けん)
東京工業大学 大学院総合理工学研究科 助教

大 学院では生物系の研究室で“考える水滴(DNAコンピュータ)”を創る研究を行い、分子プログラミング分野で博士(理学)の学位を取得。その後、システム 系の研究室で分子ロボットについて研究・教育を行っている。計測自動制御学会 システム・情報部門の調査研究会「分子ロボティクス研究会」の設立時(2011年3月)に幹事を務め、大学生のための国際分子ロボコン「BIOMOD」で 審査員を担当した。近年の研究では、医師に代わって診断から投薬までを1滴の水滴内で行う分子ロボットで東工大挑戦的研究賞を受賞(2011年8月)、理 化学研究所GSC七夕ミーティングにおいてフェロー認定された(2011年8月)。研究と社会の懸け橋を目指し、科学コミュニケーション活動や舞台公演へ の脚本提供などを行っている。

一番伝えたいこと

日本が世界に誇るロボット工学と化学が手をとり合って、生物を超える機能を持った「分子ロボット」を創り出す。そのとき“生きている”ことの意味はどう変わるのか、想像してみませんか。

ひとこと

人は空を飛べないけれど、ロケットを創って宇宙を旅することができる。生命の真実と未来について語り合うために、科学という作法をお伝えします。

奨励賞

リバネス賞 雨宮智宏

雨宮智宏 (あめみや・ともひろ)
東京工業大学 量子ナノエレクトロニクス研究センター 助教

東 京大学電子工学専攻 博士課程修了。学生時代はワンチップ上に様々な動作を実現する光集積回路に関する研究に従事、現在は光通信において特殊な動作を可能とする光メタマテリア ルを研究している。IEEE Photonics Conference Student Paper Award(2007年10月)、IEEE Photonics Society Graduate Student Fellowships(2008年10月)、コニカミノルタ画像科学奨励賞(2013年3月)などを受賞。応用物理学会、IEEE/Photonics Society、Optical Society of America (OSA)、American Physical Society (APS)会員。

一番伝えたいこと

透明マントを作り出せる物質、メタマテリアルをもっと身近に

ひとこと

この度は、大変名誉ある賞を受賞できましたこと、大変嬉しく光栄に思います。本賞をとおして自身の研究が評価されたことは、今後の大きな励みと自信になりました。本の執筆という大変実りある経験をさせて頂けること、重ねて御礼申し上げます。

奨励賞

リバネス賞 乘本裕明

乘本裕明 (のりもと・ひろあき)
東京大学大学院薬学系研究科 博士課程1年

脳の潜在力を探ることで、脳疾患の新しい治療法の確立を目指しています。
第132回日本薬学会年会 優秀発表賞
第133回日本薬学会年会 優秀発表賞
包括脳ネットワーク2013 若手優秀発表賞

一番伝えたいこと

脳 は私たちが思っている以上に柔軟で適応性に優れています。脳の活動を人工的に操作することで、磁気や赤外線など、生身では感知できないものを感じられるよ うになります。そして、さらには記憶さえも操作できる日がすぐそこまで来ていることを、最新の知見や、自身の研究データとともに伝えていきます。

ひとこと

貴重な経験をさせていただいています。本を書くことの難しさ、辛さ、責任の重さ、そして何物にも代え難い興奮は実際に携わってみなければ味わえません。少しでも早く出版できるようにがんばります!