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ディスカヴァー Web サイト限定販売! 『生きるための哲学』サイン本発売中

『生きるための哲学』サイン本

ディスカヴァー Web サイト限定販売! 110万部突破の大ベストセラー『超訳 ニーチェの言葉』の編訳者である白取春彦さんの最新刊『生きるための哲学』の発売を記念して、サイン本を販売いたします。

生きるための哲学

白取春彦 著 2012.05.13 発売
1,470円(紙の書籍)

「哲学や思想と呼ばれるものは、私たちの日常からかけ離れた存在ではない。この一瞬一瞬を生きるために役立てるべきものなのだ」

100 万部を突破した『超訳ニーチェの言葉』を世におくった白取春彦が、ソクラテスやアリストテレスなど古代ギリシャの哲学者から、仏教・キリスト教・イスラム 教などの宗教、パスカル、ショーペンハウアー、ニーチェ、アラン、ヴィトゲンシュタイン、メルロ=ポンティほか現代に至る哲学者まで、古今東西のあらゆる 思想を見渡し、その中から「生きる知恵」をつかみ出した!

どう考え、どう行動し、どう人と関わるか。本書には生きるために真に役立つヒントがきらめいています。

著者からのメッセージ

言 葉というものは、漫然と文法通りに使っていても、美しくはならないし力を持たない。つまり、人の耳をかすめはするが、人の心に入らない。人の心に入り、そ の人になにがしかを考えさせ、その人の人生を少しでも変えていくような言葉は、練りに練られた思考、あるいは深い人生経験、あるいは深い孤独と深い愛を 知ってきた人の筆から出てくるものではないだろうか。

そういう言葉が詩集よりも哲学関連書に多く散見されるので、私は自分へのある種の慰み として読むのである。吐露してしまえば、私は哲学書を思考と人生経験の芸術だと思っている。論理の正確さだの思考体系だの真理の探究ではないと思ってい る。なぜならば、論理的に正しいだの誤っているだのは数学のような人工的な次元でしか意味を持たないと考えるからである。

人生について考えることは、重要度において論理のような人工的なものをはるかに越えた事柄ではないだろうか。もし、人の生き方を論理と効率性で考えてしまうのならば、結局のところは経済的損得勘定になってしまうだろう。そんな味気ない人生を、私個人は人生と呼びたくない。

この世にはうんざりするほど多くの書物があり、哲学書も一生読んでも読みきれないほどではないかと危惧するほど多い。そのすべてが素晴らしいわけではない。有名な古典だけれど、どうしようもないほどくだらない哲学書もある。反対に、小さいけれども素敵な哲学書もある。

本書はその中のごく一部をひとつまみだけ借りてきて、わたしたちの生き方にからめてなにがしか書いてみたものだ。
(「はじめに」より)