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『はるなつふゆと七福神』カバー替えオーディション一次通過作品

つねに新しいコンテンツを求め、今では人気著者となられた方々の第一作目を多く出版してきた実績から「著者発掘のディスカヴァー」とも言われる弊社。今回はカバーデザインを募集しました。
最優秀作品は期間限定カバーとして発売します!(2020年12月発売予定)

プロジェクトによる1次審査をクリアした13作品をご紹介します。
投票期間は終了しました。

いつもの帰り道。何気ない風景、当たり前の日常にも、認識していないだけで不思議は存在しているという様子を描きました。
その日常と非日常の狭間、魔物や妖怪などに遭遇するという時刻。逢魔が時の風景を表現する為に3種類の青色でイラストを描き込み、水彩絵の具で夕日の色を入れました。
本編のお話が可愛らしくポップなイメージもあったので、シルエットになっている七福神やつふゆの形は可愛らしいイメージで描きました。

クライマックスの恵比寿vs大黒天の場面、都冬が人として大きく成長するシーンだったので入れたかったのと、明るく温かく賑やかな雰囲気がこの物語の持ち味のような気がしたので、そこを大切にしながら描きました。
おばあちゃん仕込みの正しいお参りをする都冬、お菓子を取り合う神様、都冬の守りたかった人、人間味、生活感のある愛おしいシーンをめいっぱい入れました。

数ある応募作の中から、私の作品を見ていただいてありがとうございます。
この小説を読んだときに、心がほっこりしたので、優しい風合いの手刺繍でそのほっこりさを表現しました。
刺繍したモチーフは、鳥居、打ち出の小槌、眼鏡、ビール、鯛、ノートパソコンです。
作品コンセプトは、「ちょっと見せたい小説」です。
電車や学校、会社やカフェなんかで、この小説の表紙を、知らない人にちょっと見てほしい。
刺繍の表紙可愛いでしょう?そんな、色んな人に見てもらいたくなるような表紙を目指しました。
今までのカバーがイラストだったので、表現方法をがらっと変えることで、これまでとは違った読者層にも手に取ってもらえるのではないかと思います。

今回の企画を知り『はるなつふゆと七福神』を読んだ時に、冒頭4ページ、つふゆがはじめて炬燵の上に神様たちを見つけるシーンが強く印象に残りました。そして早くも『このシーンを表紙にしたら面白いんじゃないか?』と直感的にそう思ったのです。その後、作品を読み終えるまでドキドキわくわくの連続でした。日本の文化がバックボーンにある親近感、物語もほんわりからシリアスまでジェットコースターのような展開で最後まで楽しく拝読し、その中には描きたくなるとても素敵なシーンがたくさんありました。それでも、最初の『こたつのシーンを表紙にしたら面白いんじゃないか?』という自分の初期衝動と直感を信じようと思ったのです。
小説のカバーというのはある程度その作品全体の世界観を伝える役割もあるかとは思いますので、冒頭のシーンをピンポイントに切り取ったものはあまり存在しないかもしれませんが、あえて登場人物や情報を制限することで逆に『このお話ってこの先どうなるんだろ!?』っていうワクワク感が膨らみ、手に取っていただく機会も更に増えるんじゃないかなと思っています。
それはこの作品を読み始めた時の僕がまさにそう思ったからです。
冒頭4ページを半分はつふゆ自身になって描いたつもりです。
カーテンの隙間からのぞく色にもこだわりました。
本文には特に具体的な時間帯は書かれてませんが、人ならざる神様が現れるのは人が動き始める時刻ではなく、まだ街が静まり返り神秘的な空気が残っている丑三つ時から夜明け前の間がいいと思い、カーテンの隙間にその『時間』を表現しました。その神様にだけ『影』が無いのも狙いです。
またこの作品のキャッチコピーとして『この世界を救うのは99%のあなたと1%の神頼み!?』という言葉を考えました。ささやかな遊び心としてさり気なくポテチの袋表面に配置しています。そういった細部も含め、『僕がこの作品をいかにワクワクしながら読んだか。という熱量のようなものが、これからこの作品に触れる方々に少しでも伝われば最高だな。』そんな思いで最後まで楽しく作らせていただきました。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

「この本のあらすじ」を、ゆるぐだファンタジーな物語の世界観とリンクするようなイラストで表現しました。
初めて手にとる読者にも内容をイメージしてもらうねらいです。

本屋さんで、明るい気分になりたい時に気軽に手に取ってもらえる、温かくて親しみやすいカバーをデザインしました。
また、読み終わった後も、物語のその後が想像できたり、久々に手に取った時に「こんな話だったな」と思い出してふふっと思わず笑顔になれたりできるように、登場人物たちの魅力的なキャラクター設定を装画で再現しています。そうすることで、読む前と読んだ後で2度楽しめるカバーを目指しました。
さらに、「良い角度は、悪い角度にもなる。悪い角度も、多分、良い角度に成り得る。全ては捉え方次第」という物語本文からインスピレーションを受け、もしこの本に帯がついて、装画の一部が隠れて見えなくなったとしても、装画が隠れることでより楽しめるデザインにしました。(最もよく見る5cm幅の帯を想定しています)
具体的には、帯がついても見える上部に、これまでの表紙やコラボゲームで描かれ、印象が強いメインキャラクターを配置。帯で隠れる下部分には、イメージがまだ強く世に出ていない、赤右衛門や、布袋様と毘沙門天を配置し、帯を取った時、彼らにやっと出会えた!というサプライズ感を得られるようにしました。
こうすることで、既に本を持っている人にも、またワクワクしてもらえると思っています。
このカバーによって『はるなつふゆと七福神』がより多くの人の手に渡り、癖が強くも愛らしい登場人物たちに出会って、元気をもらえる人が増えると信じています。

印象に残った場面「深大寺のお蕎麦屋にある小さな御社」を描きつつ、神様どうし、妖怪、都冬が、物語が終わった後も変わらず仲良く過ごしていたら良いなという思いで描きました。
特にこの場所には黒闇天がいるので、福禄寿と寿老人をあの九典杏子事件から克服させてあげたいなという自分自身の願いも含んでおります。
「優しくて、楽しくて、騒がしい」というざっくりとしたコンセプトを大切にした作品です。
よろしくお願いいたします。

個人的にすきだった登場キャラクター「おつう」「ひよどり」で、全体に流れるあたたかくて、かわいい雰囲気を。
キーアイテムのパソコンと、タイピング風のデザインで、インターネットと神様の世界が現実でリンクするようなイメージが出ればいいなと思って組み合わせました。

主人公の都冬が七福神たちとの楽しくも大変だった思い出をノートに描いている様子を表しました。
写真を切って貼って色えんぴつで描いて...チョキチョキ...シャッシャッシャッ...と音が聞こえてくるような、そんな表紙になったらいいなと思いました。
七福神たちはあみぐるみにしました。
最高に可愛く出来たので、できる事なら実物を見てもらいたいです!
福禄寿様と寿老人様はちゃんと小説にも書かれていた通り握りこぶし大のサイズです。

私がこの本のカバーデザインを始める上で「はるなつふゆと七福神」の魅力は何かを考えた時一番最初に感じたことは、キャラクターの愛嬌さや少し抜けていて自分と重ねることができるところでした。
七福神という言葉は誰もが知っていながら、実は知っている形はおぼろげで一人一人の個性が錯綜してしまいがちです。ですが、この本の内容は読み進めるうちにそれぞれのキャラクターが鮮やかに浮き出てきました。
デザインに取り組む際に、なぜ鮮やかに想像できるのかを考えてみました。
それは、現在のカバーデザインは、そのキャラクターが本の内容と照らし合わせやすかったので自然に感情移入ができたからだと思いました。
そのことから私は、カバーデザインにこの本のキャラクターを散りばめることが重要と考え、この作品を作りました。

つふゆが大黒天の元に連れていかれる際に空を飛んだシーンを描きました。
初めて自分が神様の力を体験した様子を表しました。
この本の中で一番好きなシーンです。

榛名都冬と七福神の福禄寿と寿老人を初め、様々なキーとなる物たちをモチーフにデザインし、この歴史ある神々達と現代の日常というクスっと笑える可愛らしいギャップをコンセプトに作成しました。
また、和を当世風にしたデザインを配色やシンプルなレイアウトで表現し、読みやすさを創出させました。

<審査方法>
・投票結果を参考に、最終選定は著者の賽助氏が行います。

<あらすじ>
会社をクビになって自堕落な生活を送る榛名都冬(はるな つふゆ)のもとに、小さな老人2人があらわれた!
その正体はなんと七福神! しかし、七福神は七福神でも福禄寿と寿老人というかなりマイナーな神様だった……。知名度が低いことを悩む二柱に、ネットを使ったPRを頼まれた都冬。

「――お二人の名を広めることができたら、私の願い事も叶えてもらえますか?」
そうして、都冬と神様たちの可笑しな生活がはじまった……!

本のサナギ賞優秀賞受賞作。審査員の書店員さんから「くだらないけど大好きです!」と大好評。平凡なニート女子と個性的な神様たちのゆるぐだ日常ファンタジー。

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