ディスカヴァー・トゥエンティワン

赤ちゃんが夢中になる「あかちゃん学絵本」赤ちゃんが本当に好きな絵はどれ?
13ヶ月までの赤ちゃんと実験を実施

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赤ちゃんが「夢中になる絵本」は、赤ちゃんがクギヅケになった絵でつくられています。

「ことば」を使って直接たずねる事ができない事が、最大の課題

赤ちゃんが何を考えているのかを実際に聞いて、それをもとに本当に赤ちゃんが好きな絵本を制作しよう!
そう決めたものの、言葉をしゃべることができない赤ちゃんが何を考えているかを知るために、さまざまな工夫が必要でした。
私たち「あかちゃん学絵本」プロジェクトが採った方法は「選好注視法」。 複数の選択肢を与え、どれを一番長く見るかを計測する方法です。 (長く見たほうが勝ち!)
東京大学赤ちゃんラボとの共同研究をすすめ、2年がかりの実験の末、ついに、3冊の絵本が完成したのです。

月齢8~13か月の赤ちゃんに協力してもらい、実験

実験には月齢8~13か月の赤ちゃんに協力してもらいました。 例えば「うるしー」というキャラクターの場合。 4つのイラストを「うるしーだよ」という声とともにパソコンの画面に表示し、 赤ちゃんの視線をアイトラッカー(赤ちゃんが画面上のどの部分に注目しているのかを計測する装置)で計測。 さらにおかあさんにも同様の質問をしたところ、結果は驚くものでした。

おかあさんからの一番人気キャラクターは、赤ちゃんから最低人気

うるしー実験の結果

お母さんが「うるしー」らしいと選んだ一番人気のキャラクターの絵は、赤ちゃんからの支持は最低でした。 逆に、お母さんが最も「うるしー」らしくないと選んだキャラクターの絵が、赤ちゃんには一番人気だったのです。 お母さんと赤ちゃんでは好みが真逆、という驚きの結果がでました。

赤ちゃんがクギヅケになって目を離さないイラストを発見

同様に赤ちゃんが好きな言葉やイラストについての研究を進めました。 もちろん、判定するのは赤ちゃん自身。 そこで発見されたのが、赤ちゃんの視線をクギヅケにして夢中にするイラスト。 そのイラストを使用した絵本が『もいもい』です。 『モイモイとキーリー』『うるしー』とともに、これらの絵本は本当に赤ちゃん自身が選んだ、赤ちゃんのための絵本なのです。

赤ちゃんが夢中になる絵本の秘密 >

穴あきのしかけが楽しい、新刊が登場!

もいもい どこどこ?

市原淳(作)/開一夫(監修)

28万部突破! テレビで、ネットで話題沸騰の大人気絵本。
あかちゃんの視線をくぎづけにする『もいもい』の、しかけ絵本が登場! !

さらに詳しく

『もいもい どこどこ?』は、もいもいを探す、しかけ絵本です。
見えていたもいもいが、ページをめくると「あれっ、逃げ出しちゃった!!」とお話が始まります。
もいもいを無事みつけることができるかな?

あかちゃんの目をくぎづけにしたのは、この絵でした

もいもい

市原淳(作)/開一夫(監修)

東京大学あかちゃんラボ発
あかちゃんといっしょに作った あかちゃんのための絵本!

私たちは、科学的な研究を通して赤ちゃんのための絵本を作る
「あかちゃん学絵本プロジェクト」を東京大学の開一夫教授と一緒に進めてきました。

さらに詳しく

このプロジェクトのなかでいろいろな実験をしました。
モイモイという言葉に対して、赤ちゃんがどんな形を思い描くのかを調べているときのことです。
あるイラストが、あかちゃんの視線をくぎづけにして離しません。
その注目度は、ほかの倍以上にもなります。

このイラストにはあかちゃんの視線を引きつける特別ななにかがあると考えた私たちは、
ここから「もいもい」というキャラクターの絵本を作りました。
この絵本をあかちゃんに見せるとビックリ! 
なんとそれは、泣く子も見つめる圧倒的な注目度のキャラクター絵本だったのです。

あかちゃんの研究をしていると、「あかちゃんって明るい色が好きなんですよね?」とか 「丸い形が好きですよね?」とかいった質問をよくされます。
しかし、あかちゃんは大人が思っているほど単純ではありません。
大人が思うあかちゃんの「好き」は、あかちゃんにとって「嫌い」かもしれません。 あかちゃん学絵本プロジェクトは「あかちゃんの立場」を尊重して、 あかちゃんが本当に「好きな」絵本を作ることがもくろみです。

開一夫(ひらきかずお)

お出かけにぴったりのサイズのボードブックになりました! 

もいもい ボードブック

市原淳(作)/開一夫(監修)

大人気絵本「もいもい」が、お出かけにピッタリのサイズのボードブックになりました。
厚紙を使っているので、紙が破れる心配はありません。
また、水濡れにも強くできています。

お出かけの際の強い味方になってくれること、間違いなしです。

さらに詳しく

このプロジェクトのなかでいろいろな実験をしました。
モイモイという言葉に対して、赤ちゃんがどんな形を思い描くのかを調べているときのことです。
あるイラストが、あかちゃんの視線をくぎづけにして離しません。
その注目度は、ほかの倍以上にもなります。

このイラストにはあかちゃんの視線を引きつける特別ななにかがあると考えた私たちは、
ここから「もいもい」というキャラクターの絵本を作りました。
この絵本をあかちゃんに見せるとビックリ! 
なんとそれは、泣く子も見つめる圧倒的な注目度のキャラクター絵本だったのです。

あかちゃんの研究をしていると、「あかちゃんって明るい色が好きなんですよね?」 とか「丸い形が好きですよね?」とかいった質問をよくされます。
しかし、あかちゃんは大人が思っているほど単純ではありません。
大人が思うあかちゃんの「好き」は、あかちゃんにとって「嫌い」かもしれません。 あかちゃん学絵本プロジェクトは「あかちゃんの立場」を尊重して、 あかちゃんが本当に「好きな」絵本を作ることがもくろみです。

開一夫(ひらきかずお)

あかちゃんのだいすきな絵は、おかあさんと逆でした。

うるしー

ロロン(作)/開一夫(監修)

あかちゃんに審査員になってもらい、キャラクターの人気投票を実施。
あかちゃんの視線の見つめる先をアイトラッキングという技術で追いかけ、
少し専門的な統計処理をして出てきた結果はなんと、お父さん、お母さんの投票とはまったく逆のものでした!

さらに詳しく

東京大学あかちゃんラボ発
あかちゃんといっしょに作った あかちゃんのための絵本!

あかちゃんが好きな絵本とされるものの多くで原色が派手に使われています。
たしかにあかちゃんは原色をよく見ますが、実はそれは視覚の発達の影響が大きく、
好きかどうかとはあまり関係がありません。

そこで私たちは、あかちゃんに審査員になってもらい、
キャラクターの人気投票をしてみることにしました。

帽子からいろいろなものを取り出してみせるのが得意な見習い手品師というテーマで描かれたキャラクターを2つずつならべ、 あかちゃんがどっちを長く見つめているかを調べ、人気No.1を選び出しました。

あかちゃんの研究をしていると、「あかちゃんって明るい色が好きなんですよね?」とか 「丸い形が好きですよね?」とかいった質問をよくされます。
しかし、あかちゃんは大人が思っているほど単純ではありません。
大人が思うあかちゃんの「好き」は、あかちゃんにとって「嫌い」かもしれません。 あかちゃん学絵本プロジェクトは「あかちゃんの立場」を尊重して、 あかちゃんが本当に「好きな」絵本を作ることがもくろみです。

開一夫(ひらきかずお)

8万部突破の大ヒット絵本。お出かけにぴったりサイズのボードブックになりました。

うるしー ボードブック

ロロン(作)/開一夫(監修)

あかちゃんに審査員になってもらい、キャラクターの人気投票を実施。
あかちゃんの視線の見つめる先をアイトラッキングという技術で追いかけ、
少し専門的な統計処理をして出てきた結果はなんと、お父さん、お母さんの投票とはまったく逆のものでした!

さらに詳しく

東京大学あかちゃんラボ発
あかちゃんといっしょに作った あかちゃんのための絵本!

あかちゃんが好きな絵本とされるものの多くで原色が派手に使われています。
たしかにあかちゃんは原色をよく見ますが、実はそれは視覚の発達の影響が大きく、
好きかどうかとはあまり関係がありません。

そこで私たちは、あかちゃんに審査員になってもらい、
キャラクターの人気投票をしてみることにしました。

帽子からいろいろなものを取り出してみせるのが得意な見習い手品師というテーマで描かれたキャラクターを2つずつならべ、 あかちゃんがどっちを長く見つめているかを調べ、人気No.1を選び出しました。

あかちゃんの研究をしていると、「あかちゃんって明るい色が好きなんですよね?」とか 「丸い形が好きですよね?」とかいった質問をよくされます。
しかし、あかちゃんは大人が思っているほど単純ではありません。
大人が思うあかちゃんの「好き」は、あかちゃんにとって「嫌い」かもしれません。 あかちゃん学絵本プロジェクトは「あかちゃんの立場」を尊重して、 あかちゃんが本当に「好きな」絵本を作ることがもくろみです。

開一夫(ひらきかずお)

あかちゃんに言葉のイメージから絵を選んでもらいました。

モイモイとキーリー

みうらし〜まる(作)/開一夫(監修)

「モイモイ」と「キーリー」という言葉を聞いたときに
あかちゃんが思い描いているかもしれない形が、オノマトペの世界を旅していきます。

あかちゃんと一緒に、言葉と形の不思議なつながりを味わってみてください。

さらに詳しく

東京大学あかちゃんラボ発
あかちゃんといっしょに作った あかちゃんのための絵本!

ブーバー・キキという心理学の実験があります。
トゲトゲしたイラストとふわふわしたイラストを見せて、
どちらがブーバーでどちらがキキだと思うかを聞くというものです。

多くの人が、トゲトゲした形をキキ、ふわふわした形をブーバーだと答えます。
私たちは、音と形を自然と結びつけているようなのです。

ブーバー・キキと同じようなことを
あかちゃんにやってもらってできあがったのがこの絵本です。
「モイモイ」と「キーリー」という言葉を聞いたときに
あかちゃんが思い描いているかもしれない形が、
オノマトペの世界を旅していきます。

あかちゃんと一緒に、言葉と形の不思議なつながりを味わってみてください。

あかちゃんの研究をしていると、「あかちゃんって明るい色が好きなんですよね?」とか 「丸い形が好きですよね?」とかいった質問をよくされます。
しかし、あかちゃんは大人が思っているほど単純ではありません。
大人が思うあかちゃんの「好き」は、あかちゃんにとって「嫌い」かもしれません。 あかちゃん学絵本プロジェクトは「あかちゃんの立場」を尊重して、 あかちゃんが本当に「好きな」絵本を作ることがもくろみです。

開一夫(ひらきかずお)

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