立場が変わる30代。
求められる「働き方改革」。
キャリアについて悩んでいるとき、
考え方を整理するのに役立つ本
昇進、結婚…変化の多い30代は、仕事についての悩みも増える時期。
30代は、リーダーや管理職になってマネジメントを任されたり、プレイヤーとして、さらに高い成果、パフォーマンスを期待されるようになります。 責任が増え、20代までとは違った働き方が求められることも。残業削減や生産性向上など、会社や世の中から求められるレベルは高まるばかりです。
結婚や子どもの誕生、マイホーム購入などプライベートにも大きな変化が多く、年収や今後のキャリアプランについて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
頑張っているつもりなのに、評価されない。
何のために働いているのか分からなくなり、モチベーションがわかない。
自分の仕事がどうなっていくのか、この会社に勤め続けてよいのか、将来が不安。
モヤモヤと漠然とした悩みがあるときは、一度立ち止まって、考え方を整理してみるのがいいかもしれません。
「とらえ方」を変えれば、見える景色が変わる
私たちは何か自分の身に降りかかった出来事に対し、「よかった」とか「悔しい」とか感情を持ちます。そのため私たちは単純に、このときの因果関係を〈出来事〉→〈感情〉→であるかのように思いがちです。
ところが実際は、その〈感情〉を引き起こしているのは、〈出来事〉ではなく、その出来事の〈とらえ方〉によるというのがこの理論の肝です。すなわち、因果関係は〈出来事〉→〈とらえ方〉→〈感情〉と表されます。 ─ 働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える ─
仕事や人生のなかで起こる様々な出来事には、自分の力ではコントロールできないものがたくさんあります。その出来事をどう捉えるかは人それぞれ。失敗から学んで成長する人もいれば、失敗にくじけてしまう人もいます。
「成功している人は、仕事についてどんな考え方を持っているのか」を知ることで、あなたのとらえ方にも新しい視点が加わるはず。
今回は、「モチベーションが上がらない」「頑張っているのにうまくいかない」そんなときに、「仕事に対しての考え方」を整理してくれる書籍をご紹介します。