夫婦タイプ別診断
家庭のイライラをぜんぶ解決!
うまくいく夫婦のコツをタイプ別に紹介!
夫婦円満の秘訣はコミュニケーションにあり
夫婦仲、うまくいっていますか?
夫婦とは関係であり、夫婦仲とは日々のコミュニケーションです。
コミュニケーションが円滑であれば、夫婦はうまくいきます。
そして夫婦のコミュニケーションには、実は難しい面があります。
それは、夫婦には3つのタイプがあるから。
それぞれにうまくいくコミュニケーションの取り方があり、自分たちのタイプに合ったコミュニケーションを取ることが夫婦仲をよくする秘訣です。
ここではタイプごとにそのコミュニケーションの特徴と気を付けるべきポイントを解説していきます。
まずは、あなたの夫婦タイプをチェックしてみましょう!
あてはまる項目が一番多いタイプが、あなたの夫婦タイプです。
二人は恋人?戦友?同居人?
あなたの「夫婦タイプ」をチェック!
当てはまる項目をチェックしてください
恋人タイプ夫婦
戦友タイプ夫婦
同居人タイプ夫婦
恋人タイプ:
好きだから一緒にいる。「気持ち」がエネルギーのラブラブ夫婦
独身時代のように恋愛感情で結ばれている夫婦。
この夫婦が大切にしてるのは「お互いの気持ち」。好き同士であること、気が合うこと、愛し合っていることが、夫婦の根本にあります。
コミュニケーションの特徴としては「愛情表現」が多いこと。「愛しているよ」「大好き」などと普段から言い合い、手をつなぐ、ハグする、キスするなどのスキンシップも頻繁です。
記念日を大切に祝う、人前で相手をほめる、なども自然に行えるふたり。
そうやって日常的に互いの気持ちを確認し反芻することで、恋人気分が自然と持続します。
気持ちに頼るあまりすれ違う危険が
気持ちに頼る部分が大きいため、普通の連絡がおろそかになりがちなふたり。
「あ・うん」の呼吸で相手に伝わっているはず、愛し合っているからやってくれるはず、と、言葉にしないでいると、予想もしないすれ違いを生むことに。
「どうしてわかってくれないの」とケンカになることもあります。
あるいは「事を荒立てたくない」と、生活習慣の気になるところも見て見ぬふりをして、静かにストレスがたまっていったり。
長い結婚生活、恋心が醒めたり失望したり、と気持ちの浮き沈みもあるでしょう。
そういうときのために、ポジティブな愛情表現だけでなく、ネガティブな気持ちやちょっとした文句も、サボらず言葉にする習慣をつけたいものです。
「愛」という気持ちに頼りすぎることなく、たまにはふたりがめざす人生のゴールについて話し合ったり、共同生活のルール・マナーをきちんと決めたりすれば、よりバランスの取れた夫婦になれるでしょう。
戦友タイプ:
価値観が合うから一緒にいる。「計画性」がエネルギーのバリバリ夫婦。
一緒に家庭を切り盛りしていく戦友のような夫婦。
この夫婦が大切にしてるのは「価値観」。今後どういう暮らしをして、どういう子育てをしたいかのビジョンが一致していることが、夫婦でいる理由。
コミュニケーションの特徴としては「プラン」をシェアすること。何歳までにマンションを買う、子どもは何人などのはっきりとしたプランがあり、それが夫婦間で共有されています。ささいなことでも報告・連絡・相談を怠らず、それぞれの役割を果たそうとします。お互いの収入もきちんと把握し、親の介護や子どもの教育への目配りもばっちり。
自分たちらしい家庭を築くためのビジネスパートナーのような関係です。
ビジネスライクな関係になってしまう可能性も
コミュニケーションにゆるさや適当さがないふたり。
互いにきちんと向き合い、意見の違いのすり合わせも怠らない、と毎日やっていると、ときとして息が詰まってしまうことも。「話が違う」「一度決めたことなのに」とビジネスライクに相手を責めてしまったりもします。
あるいは、人生のプランが達成されてしまうと燃え尽きてしまい、突然のふたりだけの時間にとまどったり。
長い結婚生活、モチベーションが上がらず、疲れてしまうこともあるでしょう。
お互い弱ったときは、隙のない話し方だけでなく、とりとめもないおしゃべりや出口のない愚痴に耳を傾けるといった、ゆるい気持ちのやり取りも必要です。
「価値観の一致」に頼りすぎることなく、相手を気遣って居心地のいい関係を保ったり、時には愛情表現で相手への気持ちを高めたりすれば、よりバランスの取れた夫婦になれるでしょう。
同居人タイプ:
ラクだから一緒にいる。「自律と距離感」がエネルギーのイマドキ夫婦。
シェアハウスの同居人のような距離感の夫婦。
この夫婦が大切にしてるのは「一緒にいてラク」という感覚。それぞれの趣味や時間に干渉せず相手の生活を邪魔しない、友達の延長のような居心地のよさが、夫婦のウリ。
コミュニケーションの特徴としては「ルール」を決めていること。互いに自立した二人が、洗面所の使い方からタオルの干し方、家事の分担までルールを決めてそれを守ることで、ストレスのない共同生活を実現しています。
「ありがとう」をこまめに言うなど、マナー・気遣いも忘れません。
相手の収入状況や実家の問題にもあまり踏み込まない、適度な距離感を保っています。
ちょっとした変化で、それぞれの道を歩むことも
他人行儀とも思えるぐらい、さっぱりとした関係のふたり。
ゆるいつながりは、離れるのも簡単です。他に好きな人ができた、要らないと言ってたけど子どもが欲しくなった、突然海外で暮らしたくなった、など相手の価値観や気持ちに変化があったとき、ドライに「生活スタイルが合わなくなったね」「無理して一緒にいなくてもいいよね」と別離の道を選ぶことにも抵抗がありません。
長い結婚生活、思わぬトラブルや挫折に見舞われることもあるでしょう。
ルール・マナーといったオトナのコミュニケーションでは解決できない問題も増えてくるはず。そういうときは「熱い情熱」や「ふたりの絆」など、別のエネルギーも必要となります。
「互いに自立した関係」を過信することなく、好きなところを口に出してほめたり、時にはふたりの将来像について真剣に話し合ってみたりすれば、よりバランスの取れた夫婦になれるでしょう。
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家庭のイライラ・モヤモヤ・ギスギスが、
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不機嫌な妻 無関心な夫
うまくいっている夫婦の話し方
発売日:2020/11/20
ISBN:978-4-7993-2679-4
「夫婦には会話が必要」「ケンカするほど仲がいい」とはよく言われます。
でも、なかなかうまくいかない。
面倒だったり、ギスギスしたり、イラっときたり、相手の機嫌を伺うばかりで肝心なことが言えなかったり、つい嫌味を言ってしまって後悔したりする……。
そんなこと、ありませんか?
結局のところ、夫婦がうまくいくとは、夫婦のコミュニケーションがうまくいくということ。
そして、コミュニケーションさえうまくいけば、二人の関係はうまくいく。
たとえば、
・照れくさくても、「好き」「ありがとう」と言う
・「〇〇して! 」ではなく、「〇〇してくれる」?と頼む
・相談されたら、「どうしようか」?と一緒に悩む
・言いにくいことは、「キャラ」で話す
・ほめてほしいときは、「ほめて」とアピールする
などなど、声かけや返事、言葉の語尾を変えるだけで、
会話はぐっとまろやかになり、夫婦の関係はぐっとよくなります。
話しにくいことも話せるようになります。
そうやっているうちに、夫婦の会話が次第に増え、結果的に、
・言いにくいことをがまんしてイライラすることがなくなる
・家事・育児の分担の不満がなくなる
・介護や教育費などについて話せて不安がなくなる
・相手に再び愛情を感じるようになる
・夫婦仲がよくなり、家庭に笑顔が増える
といった効果が得られます。
コロナ禍の在宅勤務でイライラしてしまう二人にも、30年先も尊敬しあえる関係でいたい二人にも、いますぐ使えるヒントが満載の一冊です。
- ◎こんな人におすすめです!
-
- 夫婦の会話が少なくなってきた
- 大切なことが話せていない気がする
- 「私ばかりやっている」と不満を感じることがある
- 「こんなはずじゃなかったのに」とギャップを感じる
- 愛が冷めてきたのか、優しくできない
- 今はいいけど、子どもが巣立ったあとが不安