長渕剛

ナガブチツヨシ 長渕剛

プロフィール

1956年9月7日生まれ、鹿児島県出身。
高校卒業後、進学を機に福岡へ。ライブハウス「照和」などで活動し、78年「巡恋歌」で本格デビュー。80年「順子」でチャート1位を獲得、以後85年「勇次」、87年「ろくなもんじゃねぇ」、88年「乾杯」「とんぼ」とヒットを連発。90年代に入り、91年『JAPAN』、93年『Captain of the Ship』などの革新的なアルバムをリリースすると同時に、92年には東京ドームで1人 vs 6万5千人という常識はずれのライブを成功させた。
03年シングル「しあわせになろうよ」でシングル層売上1000万枚を突破。さらに、ソロ・アーティストとして12枚のオリジナル・アルバムでオリコン・チャート1位獲得の金字塔も打ち立てている。また、02年の横浜スタジアム、03年の赤レンガパークなど、数々の会場での動員記録を塗り替え、04年・夏、桜島の荒地を開拓して作った野外会場でのオールナイトライブでは、日本全国から7万5千人を集めるという脅威の集客力を見せつけた。続く、05年の『YAMATO』ツアーでは9万5千人を動員。07年のアリーナ・ツアー『Come on Stand up!』では15万人を動員した。
09年ユニバーサルミュージックへ移籍し、アルバム『FRIENDS』を発表。10年には『30th Anniversary BOX from TSUYOSHI NAGABUCHI PREMIUM』、さらには、前作から1年余りでアルバム『TRY AGAIN』をリリースし、新たなバンドを引き連れての8ヶ所14公演の全国アリーナ・ツアーを行った。
11年3月東日本大震災後は、いち早く復興支援ラジオ番組を立ち上げ、被災地をたびたび訪れた。なかでも自衛隊員激励ライブは、全国を感動の渦に巻き込んだ。年末には石巻市門脇小の校庭から生中継で「ひとつ」を歌い、シングル・ヒットを記録。これらの経験から生まれた多数の歌を収めたアルバム「Stay Alive」を12年5月リリース。それを引っ提げた全国ツアーは、合計36本に及んだ。13年には、震災復興支援活動から一連のツアーまでを克明に記録した写真集「未来」を発表。また約9年ぶりのファンクラブツアー「Thank You!」を全国13会場で敢行し、その模様を収めた映像作品が「Acoustic Live」としてリリースされた。
14年6月11日にはイメージアーティストとしてCMにも出演する、KEIRINグランプリ2014イメージソングとして書き下ろしたシングル「走る」を発売。また、7月2日には、キャリア初のオールタイム・ベストアルバム「Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。」をリリースする。
音楽以外の多方面でも才能を発揮している。俳優としてはTVドラマ「家族ゲーム」「とんぼ」映画「オルゴール」「英二」他で出演し、個性的な演技で高い評価を得た。また96年頃から詩画の制作をはじめ、98年には東京・銀座「日動画廊」に於いて初の詩画展を開催。13年には5年ぶりに詩画展を開催し、初の全国巡回を行った。音楽のみに限らず、芸術、絵画のジャンルでも様々な魅力を発揮する彼の真摯な姿勢が、若者たちを中心に多くの支持を集めている。