ダイアローグ・マネジメント
1980円 (税込) ※1
ページ数:220ページ
発売日:2015/11/19
ISBN:978-4-7993-1816-4
Product description 商品説明
世界30ヶ国ですでに展開する「社会構成主義」の第一人者ケネス・ガーゲン博士(社会心理学)が初めて「組織」にフォーカスした本。組織を創るということ、チームを率いるということ、組織変革、そして「対話」について、これまでの概念を変え、新しい視点をもたらす。
組織に求められているコミュニケーションとは「リーダーがメンバーの話を注意深く聞いて、明快に魅力的に話す」というだけのものではない。コミュニケーションは「お互いに意味を作るプロセス」であり、メンバー同士が関わり合いながら効果的に動いていける能力は「対話」を通じて育成される。本書は現代の組織に必要な「対話」について理解し、効果的な「対話」を創り出すために書かれた。
以下、本文より。
「リーダーシップは第一にコミュニケーション・スキルだ」 とよく言われる。
しかし、コミュニケーション・スキルとはそもそも何なのか?
一見、自明のことのように思えるかもしれないが、そんなことは全くない。
実は、近年、「コミュニケーション」の概念そのものが、変わってしまったのである。
うまくいけば、本書を読み終えたときにはあなたは、従来とは異なるタイプのリーダー、
つまり、日々必要とされているコミュニケーション能力に関して、
これまで以上に熟達したリーダーになっているだろう。
組織に求められているコミュニケーションとは「リーダーがメンバーの話を注意深く聞いて、明快に魅力的に話す」というだけのものではない。コミュニケーションは「お互いに意味を作るプロセス」であり、メンバー同士が関わり合いながら効果的に動いていける能力は「対話」を通じて育成される。本書は現代の組織に必要な「対話」について理解し、効果的な「対話」を創り出すために書かれた。
以下、本文より。
「リーダーシップは第一にコミュニケーション・スキルだ」 とよく言われる。
しかし、コミュニケーション・スキルとはそもそも何なのか?
一見、自明のことのように思えるかもしれないが、そんなことは全くない。
実は、近年、「コミュニケーション」の概念そのものが、変わってしまったのである。
うまくいけば、本書を読み終えたときにはあなたは、従来とは異なるタイプのリーダー、
つまり、日々必要とされているコミュニケーション能力に関して、
これまで以上に熟達したリーダーになっているだろう。
Index 目次
第1章 「リレーショナル・リーディング」と「対話」の難しさ
「対話」を新しい視点から見なおす
「対話」と「世界を構成するということ」
「対話」と「コミュニケーションの爆発」
組織を作る:「機械論」から「合流へ」
第2章 「対話」を理解する
共同作業としての対話
対話は共同で達成される
対話の鍵となるコンセプト
第3章 組織文化を創る
組織文化は対話から生まれる
理想を実現する
異端分子がいるときどうするか
第4章 チームを率いるということ
言葉はさまざまに解釈される
メンバーは「他の関係」も背負っている
チーム会議の3つの可能性
オーケストラのようにチームで動く
「対話というチームワーク」の準備をする
チームを率いるということ
上からの方針を実行する
チームをまとめる
第5章 組織変革
組織変革の2つの方向
「上からの変革」を対話によって成功させる
継続的な対話による「創発的な変化」
どのように対話をリードするべきか?
変化を始動させる
変革がうまくいっていないとき
対話を通して組織変革の戦略を練り上げる
第6章 コンフリクト
「構成」と「コンフリクト」
コンフリクトは正常な状態だ
コンフリクトの価値
「破壊的なコンフリクト」と「生産的なコンフリクト」
コンフリクトとリレーショナル・リーディング
第7章 対話における「感情」
感情は、頭の中にあるものなのか?
「シナリオ」と「対話」
シナリオを変容させる
第8章 「クリエイティビティ」と「イノベーション」
対話はクリエイティビティの基盤
「個人」から「社会性」へのシフト
「リーダーシップ」と「創造のプロセス」
クリエイティブでイノベーティブな組織
第9章 「共同で構成するもの」としてのコーチング
関係の行為としてのコーチング
信頼のむずかしさ
「多角的レンズ」を持つことのむずかしさ
有益なコーチングのための対話のツール
「対話」を新しい視点から見なおす
「対話」と「世界を構成するということ」
「対話」と「コミュニケーションの爆発」
組織を作る:「機械論」から「合流へ」
第2章 「対話」を理解する
共同作業としての対話
対話は共同で達成される
対話の鍵となるコンセプト
第3章 組織文化を創る
組織文化は対話から生まれる
理想を実現する
異端分子がいるときどうするか
第4章 チームを率いるということ
言葉はさまざまに解釈される
メンバーは「他の関係」も背負っている
チーム会議の3つの可能性
オーケストラのようにチームで動く
「対話というチームワーク」の準備をする
チームを率いるということ
上からの方針を実行する
チームをまとめる
第5章 組織変革
組織変革の2つの方向
「上からの変革」を対話によって成功させる
継続的な対話による「創発的な変化」
どのように対話をリードするべきか?
変化を始動させる
変革がうまくいっていないとき
対話を通して組織変革の戦略を練り上げる
第6章 コンフリクト
「構成」と「コンフリクト」
コンフリクトは正常な状態だ
コンフリクトの価値
「破壊的なコンフリクト」と「生産的なコンフリクト」
コンフリクトとリレーショナル・リーディング
第7章 対話における「感情」
感情は、頭の中にあるものなのか?
「シナリオ」と「対話」
シナリオを変容させる
第8章 「クリエイティビティ」と「イノベーション」
対話はクリエイティビティの基盤
「個人」から「社会性」へのシフト
「リーダーシップ」と「創造のプロセス」
クリエイティブでイノベーティブな組織
第9章 「共同で構成するもの」としてのコーチング
関係の行為としてのコーチング
信頼のむずかしさ
「多角的レンズ」を持つことのむずかしさ
有益なコーチングのための対話のツール
※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。