マイタイム

マイタイム

著 | モニカ・ルーッコネン
訳 | 関口リンダ
1430円 (税込) ※1

ページ数:168ページ
発売日:2018/4/12
ISBN:978-4-7993-2254-3

Product description 商品説明

社員でも親でも妻でもない“自分”になれる時間ありますか?

日本より10年早く少子高齢化が進み、共働き家庭が8割を超えるフィンランド。多くの親が忙しい毎日を送っています。そんななかで「世界幸福度ランキング1位(2018年/日本は54位)」を実現できる秘密は、“マイタイム”にありました!

“マイタイム”とは、「自分のための時間」です。仕事でも家事でも、家族のためでもない時間。たとえば、趣味に没頭したり、エクササイズをしたり、読書をしたり、一人でカフェでのんびりしたり、友人と心ゆくまでおしゃべりを楽しんだり…….。

日本でも共働き世帯の比率は5割を超え、多くの女性が仕事に家事、育児にと懸命にがんばっています。しかし、ともすると自分以外の人のために尽くすばかりで、自分のことが疎かになりがちです。
日本在住経験もある著者のモニカ・ルーッコネンは、「日本人や日本の文化が大好き。でも、日本人女性は仕事に家事に育児にがんばりすぎだと思います」と説きます。フィンランドに根付く、どんなに忙しくても “マイタイム”を持つことの大切さと、始め方を伝授します。

Index 目次

はじめに

1章 自分をもっと大切にする
   “マイタイム”のつくり方

 1 ちょっとだけわがままになってみる
 2 忙しいときこそ自分を大切にする
 3 「やりたいことリスト」をつくる
 4 自分の時間の使い方を検証する
 5 すき間時間を“マイタイム”にする
 6 朝を“マイタイム”にする
 7 夜を“マイタイム”にする
 8 “マイタイム”もスケジュールに入れる
 9 子どもと一緒に“マイタイム”を楽しむ
 10 仕事に対する姿勢を変える
 11 柔軟に働く
 12 自分の人生をコントロールする
 13 「ここまでやればOK」の基準を決める
 14  “マイタイム”について家族と話し合う
 15 まわりの人と助け合いながら

 コラム01 私の好きな日本

2章 自分を再発見する
   “マイタイム”の楽しみ方

 16 ざっくりとした予定をつくっておく
 17 日常的にエクササイズをする
 18 たっぷりと休養をとる
 19 自分の趣味を持つ
 20 2人以上で過ごす
 21 パートナーとのカップルタイムをつくる
 22 友人を忘れずに
 23 ミニ瞑想で心を整える
 24 大切にすべきものについて考える
 25 将来について考える

 コラム02 フィンランド人はサマーコテージが大好き

3章 家事と育児は完ぺきを目指さない

 26 ピカピカな家にすることより大切なこと
 27 家事はファミリー総動員
 28 家事はスケジュール表で管理  
 29 買い物は一週間分をまとめて
 30 毎日ちょっとだけお片付け
 31 たまには、お金を払ってプロにお願いする
 32 “マイタイム”のための保育環境を確保する
 33 頑強なサポート環境をつくる
 34 家事も育児も他人と比べない
35 不必要な罪の意識にさようなら

 コラム03 家族との絆

おわりに

Author description 著者情報

モニカ・ルーッコネン

フィンランドに住むノンフィクションライター兼ブロガー。ライフスタイル専門家。1971年フィンランド生まれ。企業のマーケティング担当としてフィンランドと日本を往復したり、日本に滞在した経験をもつ。2000年より翻訳家、作家としての活動をはじめ、現在は「MonikaLuukkonen Literary Agency」を経営。フィンランドのシンプルな生き方、考え方を世界に広めるべく、情報発信を続けている。ひとり娘の母。
著書に『ふだん着のフィンランド』(グラフィック社、2015年)、『フィンランド人が教える ほんとうのシンプル』(ダイヤモンド社、2016年)があり、後者は翻訳され、韓国・台湾でも出版されている。
詳しくはこちら

関口リンダ

米国ワシントン州シアトル生まれ。幼少期をカナダのトロントで過ごし、10歳で来日。大学卒業後、シアトルの公共放送局KCTS9チャンネル、音楽事務所など多方面においてコーディネーター、通訳・翻訳を手掛ける。
詳しくはこちら

※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。