夢を読み解く心理学
1210円 (税込) ※1
ページ数:200ページ
発売日:2021/8/20
ISBN:978-4-7993-2694-7
Product description 商品説明
「夢をみる」という現象は、いったいなんだろう?
荒唐無稽であったり、意味不明であったり、ときには日常生活に支障をきたす悪夢にもなれば、素晴らしいアイデアの源泉にもなりうる。また、夢日記をつけると心が不安定になる、消防士は出動前に火事の予知夢をみる、空を飛ぶ夢や歯の抜ける夢はなにかを象徴している…など、夢にまつわる噂は多く、その真偽はつかみどころのないものばかりだ。
夢は自分だけのものであり、他人と共有したり比較したりすることができない。すなわち、夢とは自分自身だといえるのだ。
「夢は心の天気予報」「夢は心の羅針盤」ととらえる著者が、心理学からこの不思議な体験を解明する。
荒唐無稽であったり、意味不明であったり、ときには日常生活に支障をきたす悪夢にもなれば、素晴らしいアイデアの源泉にもなりうる。また、夢日記をつけると心が不安定になる、消防士は出動前に火事の予知夢をみる、空を飛ぶ夢や歯の抜ける夢はなにかを象徴している…など、夢にまつわる噂は多く、その真偽はつかみどころのないものばかりだ。
夢は自分だけのものであり、他人と共有したり比較したりすることができない。すなわち、夢とは自分自身だといえるのだ。
「夢は心の天気予報」「夢は心の羅針盤」ととらえる著者が、心理学からこの不思議な体験を解明する。
Index 目次
プロローグ 夢の理解は生き方への理解
第1章 睡眠と記憶
夢をみるということ〜夢の先にある記憶の宇宙〜
「とりあえず」の記憶ストックは進化の戦略
ゾウの眠りは短く、ネズミの眠りは長い
創造性はロングスリーパーにみられる
第2章 健康と睡眠障害
自殺をひきおこしやすいのは「不眠」よりも「悪夢」
睡眠は健康リスクのゲートキーパー
悪夢をみると寝るのが怖くなってしまう
夢の認知行動療法は世界では一般的
夢と現実の境目のちがいをハッキリと認識する
現実と夢の連続性仮説
自分の思考や感情に気づくメタ認知
現実と夢が地続きになっていないので愉快に夢を楽しんでいる
第3章 予知夢と夢遊病
夢日記をつけると心が不安定になる?
消防士が火事の夢をみると現実になる?
金縛りの原因は夢? それとも幽霊?
みている夢が外からわかるレム睡眠行動障害
第4章 目がみえない人の夢、耳がきこえない人の夢
夢にはフォーマットがある
「夢にでてきたものを描いてください」
聴覚障害者の夢は感覚的で感情的
白黒の夢、カラーの夢と、社会文化的要因
第5章 夢とパーソナリティ
夢は何歳になっても死ぬまでみつづけるもの
言語能力は何歳になっても伸びつづける
夢を言語化しやすいパーーソナリティとイメージ能力
夢をおぼえていやすい性格、おぼえていにくい性格
忘れられない「太陽と月をかかえた夢」
夢には必ずトリガーがある
第6章 怖い夢と空を飛ぶ夢
どこの国の人にも典型的な夢のパターンがある
国や文化で悪夢のパターンにちがいはない
赤ちゃんは生まれつきクモやヘビを怖がる?
「空を飛ぶ夢」が表すメタファーとは?
「歯がカラカラと抜ける夢」の正体
第7章 悪夢と病理
妄想や不安が深すぎるときには医療機関へ
夢の背景にある現実の感情を探っていく
まじめで完璧主義な人が陥ってしまう悪夢
強迫性は現代社会が求めている側面も
「悪い予兆なのではないか」ととらえてしまう
夢はおぼえているけれど、日常生活のあれこれが思いだせない
第8章 悪夢の治療と現実へのリハーサル
悪夢の筋書きを肯定的に書きかえる
イメージエクスポージャー法:
心理的苦痛にあえてさらし立ち向かう
イメージリハーサル療法:悪夢のシナリオの続きを考える
現実感のあるシナリオでリハーサル
第9章 明晰夢とクリエイティビティ
自由自在に夢をコントロールできる明晰夢
夢のなかでおきた悪いことに対して行動を変える
夢をみている自分を自覚できることが条件
脳の視覚領域が活発になっていて鮮明度が高い
夢で思いついたアイデアは現実で実現できる?
アーティストにとっての夢とは?
悪夢がクリエイティビティの源泉になるとき
エピローグ 夢とのよりよいつきあい方
失敗をシミュレーションする「夢の防御機能」
「マインドフルネス」との共通点とちがい
イメージできるのは、成長できる可能性をもっているから
夢をポジティブな「予言の自己成就」に使う
夢はロジックと感情を超えた先にある
「心の天気予報」から「心の羅針盤」へ
第1章 睡眠と記憶
夢をみるということ〜夢の先にある記憶の宇宙〜
「とりあえず」の記憶ストックは進化の戦略
ゾウの眠りは短く、ネズミの眠りは長い
創造性はロングスリーパーにみられる
第2章 健康と睡眠障害
自殺をひきおこしやすいのは「不眠」よりも「悪夢」
睡眠は健康リスクのゲートキーパー
悪夢をみると寝るのが怖くなってしまう
夢の認知行動療法は世界では一般的
夢と現実の境目のちがいをハッキリと認識する
現実と夢の連続性仮説
自分の思考や感情に気づくメタ認知
現実と夢が地続きになっていないので愉快に夢を楽しんでいる
第3章 予知夢と夢遊病
夢日記をつけると心が不安定になる?
消防士が火事の夢をみると現実になる?
金縛りの原因は夢? それとも幽霊?
みている夢が外からわかるレム睡眠行動障害
第4章 目がみえない人の夢、耳がきこえない人の夢
夢にはフォーマットがある
「夢にでてきたものを描いてください」
聴覚障害者の夢は感覚的で感情的
白黒の夢、カラーの夢と、社会文化的要因
第5章 夢とパーソナリティ
夢は何歳になっても死ぬまでみつづけるもの
言語能力は何歳になっても伸びつづける
夢を言語化しやすいパーーソナリティとイメージ能力
夢をおぼえていやすい性格、おぼえていにくい性格
忘れられない「太陽と月をかかえた夢」
夢には必ずトリガーがある
第6章 怖い夢と空を飛ぶ夢
どこの国の人にも典型的な夢のパターンがある
国や文化で悪夢のパターンにちがいはない
赤ちゃんは生まれつきクモやヘビを怖がる?
「空を飛ぶ夢」が表すメタファーとは?
「歯がカラカラと抜ける夢」の正体
第7章 悪夢と病理
妄想や不安が深すぎるときには医療機関へ
夢の背景にある現実の感情を探っていく
まじめで完璧主義な人が陥ってしまう悪夢
強迫性は現代社会が求めている側面も
「悪い予兆なのではないか」ととらえてしまう
夢はおぼえているけれど、日常生活のあれこれが思いだせない
第8章 悪夢の治療と現実へのリハーサル
悪夢の筋書きを肯定的に書きかえる
イメージエクスポージャー法:
心理的苦痛にあえてさらし立ち向かう
イメージリハーサル療法:悪夢のシナリオの続きを考える
現実感のあるシナリオでリハーサル
第9章 明晰夢とクリエイティビティ
自由自在に夢をコントロールできる明晰夢
夢のなかでおきた悪いことに対して行動を変える
夢をみている自分を自覚できることが条件
脳の視覚領域が活発になっていて鮮明度が高い
夢で思いついたアイデアは現実で実現できる?
アーティストにとっての夢とは?
悪夢がクリエイティビティの源泉になるとき
エピローグ 夢とのよりよいつきあい方
失敗をシミュレーションする「夢の防御機能」
「マインドフルネス」との共通点とちがい
イメージできるのは、成長できる可能性をもっているから
夢をポジティブな「予言の自己成就」に使う
夢はロジックと感情を超えた先にある
「心の天気予報」から「心の羅針盤」へ
※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。