アドバイスしてはいけない

アドバイスしてはいけない

著 | マイケル・バンゲイ・スタニエ
訳 | 深町あおい
1980円 (税込) ※1

発売日:2024/11/22
ISBN:978-4-7993-3106-4

Product description 商品説明

「そのアドバイス、逆効果かもしれません」

私たちは他人を助けたいと願う一方で、ついつい「答え」を与えてしまいがちです。
とりわけリーダーやマネジャーの立場にある人は、
アドバイスが部下やチームを助けるものだと思い込みやすく、
気づかぬうちに「アドバイスの罠」に陥っていることが少なくありません。

私たちはしばしば、「部下のため」「よい成果を出すため」に
アドバイスをしていると自己正当化しがちですが、
実は「自分はこの人たちより優れている」と必死に示す
"アドバイス・モンスター"になってしまっているのではないでしょうか。

本書の著者マイケル・バンゲイ・スタニエは、全米でベストセラーとなった
『The Coaching Habit』の著者としても知られています。
同書では、自分が話す時間を減らし、相手への関心を持ち、問いかけを増やすことで、
よりすぐれた成果を出すことができるというコーチングの手法を説きました。
今作では、そうした手法をもとに、
リーダーやマネージャーがアドバイスの罠に陥ることなく、
質問を通して相手をサポートすることで、
自発的な行動と本当の変化を引き出すことを目指しています。

あなたのリーダーシップを根本から変える
本書は、「アドバイスする」リーダーから「質問を投げかける」リーダーへの変容を説きます。
質問を通じて部下や同僚の能力や自主性を引き出し、より健全で成長志向の組織を築く支援をします。
このプロセスにより、リーダーはチームの中で支配的な役割から解放され、
より効果的で持続可能なリーダーシップスタイルを実現できるでしょう。

「そのアドバイス、本当に必要ですか?」
──アドバイスに頼らず、周囲を導く新しいリーダーシップを身につけたいすべてのビジネスパーソンに贈る一冊。
読み終えると、あなたのリーダーシップ、そして部下やチームとの関わり方が大きく変わることでしょう。

Index 目次

Introduction アドバイスの罠にはまるな

PART1 アドバイス・モンスターを手なずける
1 簡単な変化vs.難しい変化
2 アドバイス・モンスターをいかに手なずけるか

PART2 相手に関心を持ち続ける
1 コーチングはシンプル
2 真の課題を見つけ出す
3 出口を封じる
4 浸透させる
5 過去の不安を取り除く

PART3 コーチングの習慣をものにする
1 寛大になる
2 無防備になる
3 アドバイスをする

Conclusion 裸で舞台へ
おまけの特別な宝箱
感謝の言葉

Author description 著者情報

マイケル・バンゲイ・スタニエ

独自メソッドで組織の活性化をサポートするカナダのコーチング会社「ボックス・オブ・クレヨン社」の創業者。同社はこれまでマイクロソフト、セールスフォースをはじめとする企業を含む50万人以上の人々にトレーニングを提供している。2006年に「カナディアン・コーチ・オブ・ザ・イヤー」を受賞、2019年にはコーチング部門のNo.1ソートリーダーに任命される。
邦訳書に『リーダーが覚えるコーチングメソッド』(パンローリング、2017)、『極上の仕事』(サンクチュアリ出版、2011)がある。 オーストラリア出身、イギリス、カナダ、アメリカ在住。
オックスフォード大学哲学修士号取得。
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深町あおい

横浜市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科、米ウェルズリー大学卒業。全国紙記者として地方政治や食文化などをテーマに取材し、教育事業にも携わった後に翻訳業に転身。訳書に『10倍成長』『変革的コーチング』(以上、ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『フィナンシャル・タイムズ式 図解の技術』(共訳、ダイヤモンド社)がある。
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※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。