医学部の大罪

医学部の大罪

著 | 和田秀樹
1100円 (税込) ※1

ページ数:248ページ
発売日:2013/11/15
ISBN:978-4-7993-1398-5

Product description 商品説明

●ガン検診の普及でガンが増える不思議 ●老年医学専門医の少ない県ほど寿命が長い!? ●胃カメラも扱えない消化器専門医 ●メタボブームのインチキはなぜ起こったか? ●乳房温存療法が15年も遅れた理由 ●薬害エイズ普及の遠因 ●年収1500万円でなぜ豪邸がもてる?    医学部は、付属の大学病院とともに、臨床、研究、教育の三つの機能を持っている。そして、現在、そのいずれにおいても二流である。それどころか、医学・医療の進歩の最大の抵抗勢力となっている。しかし、医学部が変われば、先端医療立国となることも夢ではない。その日に向けて、これまで誰も書かなかった医学部の22の大罪を、全国の大学病院を敵に回す覚悟で、あえて問う!

Index 目次

第1章
超高齢社会に対応できない医学部
 医学部の少ない県ほど、寿命が長く、医療費も少ない!?
第2章
ガンも減らず、ガンで死ぬ人も減らせない医学部
 ガン検診の普及でガンが増える不思議
第3章
心の時代に背く医学部
 四十未満の死因第一位の自殺にも対応できない
第4章
製薬会社の治験機関でしかない医学部
 メタボブームのインチキはなぜ起こったか?
第5章
優秀な学生をバカにして送り出す医学部
 大学病院に研修医が集まらなくなっているわけ
第6章
医療行政を歪める医学部
 既得権の権威主義から競争原理の働く実力主義へ
ちょっと長いあとがき
 先進医療立国日本に向けて

Author description 著者情報

和田秀樹

1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部・東京医科歯科大学非常勤講師、ルネクリニック東京院(アンチエイジングとエグゼクティブカウンセリング担当)院長。1987年『受験は要領』がベストセラーになって以来、大学受験の世界のオーソリティとしても知られ、志望校別大学受験勉強法の通信教育『緑鐵受験指導ゼミナール』の代表として無名校から東大や医学部に多数合格させている。 著書に『医者が教える 50代からはじめる 老けない人の「脳の習慣」』『感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版』『医学部の大罪』『脳科学より心理学』『悩み方の作法』『40歳からの記憶術』(以上、ディスカヴァー)『テレビの重罪』(宝島社新書)『老いの品格』(PHP新書)『感情的にならない本』『受験は要領』(PHP文庫)『80歳の壁』『マスクを外す日のために』(幻冬舎新書)『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)など多数。
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