レコードのディレクター、プロデューサーを歴任後フリーとして独立。その後外資系保険会社を経て貿易会社を立ち上げる。ロイヤルダッジ、クレージュなど7社の代理店となり14億の売上を誇るが16年目に倒産破産。3ヵ月後アウトソーシング会社を立ち上げ再起。現在は会社を経営しながら、アントレプレナーのアドバイザーとして、起業の支援や全国各地の商工団体の講師を務める傍ら、執筆活動を行う。
著書に『カッコ悪く起業した人が成功する』(光文社)、『就活は子どもに任せるな』(中公新書)、『やっかいな中国人を黙らせる法』(草思社)ほか多数。
起業 失敗の法則
1650円 (税込) ※1
ページ数:232ページ
発売日:2014/4/17
ISBN:978-4-7993-1485-2
Product description 商品説明
なぜ多くの起業家たちが、創業して数年で挫折するのか?
2013年秋、日本の総理大臣がニューヨークの証券取引所で、「日本を起業大国にする」と宣言しました。それによって起業支援のための補助金が準備され、商工会議所などの団体も起業支援に乗り出しています。
実際、起業することはなにも難しいことではありません。ただ難しいのは、「起業」を継続させ、「企業」として成長させることです。「創業の3年後には2割弱しか生き残っていない」と言われます。その原因はどこにあるのでしょうか。それは、夢ばかり追いかけて、「失敗体験を学ぼうとしなかった」からなのです。
どんなことであっても、成功させるためには失敗を知らなければなりません。なぜなら、同じ失敗を繰り返さないためです。失敗をヒントとして、成功のポイントを知るためです。
どの先輩も、どのマニュアル本も、成功するためになすべきことは教えてくれますが、「やってはいけない」ことについては、あまり教えてくれません。しかし、起業を目指す人が一番知らなければならないのは「成功の仕方」ではなく、「失敗の避け方」なのです。
本書で紹介する「やってはいけないこと」の一部を紹介しましょう。
・「好きなこと」で起業する
・今までの収入を断ち切って起業する
・自分だけ儲かればよいと考える
・商品や技術があれば客はついてくると考える
・本業と手段を混同する
・資本金10万円でスタートする
・ランニングコストを考えずに所在地を決める
・売れている店に営業する
・相手のニーズを調べずに売り込む
・大きな広告を打つ
・過去の経験をみて人を採用する
・精神的な訓練教育を強制する……
ベストセラー『カッコ悪く起業した人が成功する』著者・最新刊
破産から再起した社長だからこそ知っているビジネスの極意
Index 目次
はじめに
Part1 起業を考えたらまず知っておきたい「失敗の法則」
1 「やりたいこと」で起業してはいけない
2 「客がいるところ」で商売を始める
3 自分が喜ぶのではなく、客を喜ばせる
4 本業と手段を混同するな
5 どんな時代でも儲かるビジネスを選べ
6 逆視点でビジネスチャンスを見つける
7 石橋を叩きすぎない
Part2 起業準備編
1 事業にはライフサイクルがある
2 最低限用意すべき4つのもの
3 事業のかたちで見栄を張らない
4 資本金10万円からのスタートは大間違い
5 起業のチェックリストをつくる
6 開業にお金をかけるな
7 資金効率と利益率のバランスをとる
8 家族や友人を保証人にするな
9 事業計画書は「表」と「裏」をつくる
10 製品ではなく商品を扱いなさい
Part3 営業編
1「自分ならどんなときに購入するか」を考える
2 営業計画を具体化させる
3 目標を「見える化」して行動する
4 チェックリストで仕事の質を見極める
5 優先順位を決めて対処する
6 売れている店には営業するな
7 段階を踏んで交渉せよ
8 客のコミュニケーションタイプを見抜け
9 プレゼンテーションは4つのステップで進める
10 3つの手法でエンディングを成功させる
11 相手にリスクを感じさせるな
12 デメリットから始めよ
13 話すためには聴かなければならない
14 売れていても油断をしない
Part4 事業拡大編
1 時期に従って、やるべきことをやる
2 情報の窓口を広げる
3 口コミ効果を期待する
4 大きな広告は打つな
5 採用のポイントは過去の経験ではない
6 計画性のある教育をする
7 下を向いた組織をつくる
8 評価は貢献に応じて行う
9 職業適性を見抜いて配置する
10 成長期に合った人材を補強せよ
Part5 経営者編
1 リーダーシップは他覚である
2 従業員と同じ目線でアクションを起こせ
3 従業員のやる気を引き出す
4 言葉以外でもコミュニケーションをとる
5 4つのポイントでコミュニケーションを図る
6 経営者に求められる4つの「きく」
7 記憶に残る話し方を意識する
8 ネガティブな言葉を使ってはいけない
9 臨機応変に話題をつくる
あとがき
Part1 起業を考えたらまず知っておきたい「失敗の法則」
1 「やりたいこと」で起業してはいけない
2 「客がいるところ」で商売を始める
3 自分が喜ぶのではなく、客を喜ばせる
4 本業と手段を混同するな
5 どんな時代でも儲かるビジネスを選べ
6 逆視点でビジネスチャンスを見つける
7 石橋を叩きすぎない
Part2 起業準備編
1 事業にはライフサイクルがある
2 最低限用意すべき4つのもの
3 事業のかたちで見栄を張らない
4 資本金10万円からのスタートは大間違い
5 起業のチェックリストをつくる
6 開業にお金をかけるな
7 資金効率と利益率のバランスをとる
8 家族や友人を保証人にするな
9 事業計画書は「表」と「裏」をつくる
10 製品ではなく商品を扱いなさい
Part3 営業編
1「自分ならどんなときに購入するか」を考える
2 営業計画を具体化させる
3 目標を「見える化」して行動する
4 チェックリストで仕事の質を見極める
5 優先順位を決めて対処する
6 売れている店には営業するな
7 段階を踏んで交渉せよ
8 客のコミュニケーションタイプを見抜け
9 プレゼンテーションは4つのステップで進める
10 3つの手法でエンディングを成功させる
11 相手にリスクを感じさせるな
12 デメリットから始めよ
13 話すためには聴かなければならない
14 売れていても油断をしない
Part4 事業拡大編
1 時期に従って、やるべきことをやる
2 情報の窓口を広げる
3 口コミ効果を期待する
4 大きな広告は打つな
5 採用のポイントは過去の経験ではない
6 計画性のある教育をする
7 下を向いた組織をつくる
8 評価は貢献に応じて行う
9 職業適性を見抜いて配置する
10 成長期に合った人材を補強せよ
Part5 経営者編
1 リーダーシップは他覚である
2 従業員と同じ目線でアクションを起こせ
3 従業員のやる気を引き出す
4 言葉以外でもコミュニケーションをとる
5 4つのポイントでコミュニケーションを図る
6 経営者に求められる4つの「きく」
7 記憶に残る話し方を意識する
8 ネガティブな言葉を使ってはいけない
9 臨機応変に話題をつくる
あとがき
※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。