賢者の智慧の書

賢者の智慧の書

編著 | 大竹稽
1760円 (税込) ※1

ページ数:320ページ
発売日:2015/10/22
ISBN:978-4-7993-1784-6

Product description 商品説明

人間についての深い洞察と鋭い機智に富んだ箴言を残した17 世紀フランスのモラリストたち。なかでも最高峰とされるパスカル、ラ・ロシュフコー、ラ・ブリュイエールの言葉から、新進気鋭の哲学研究者が現代に生きる私たちの心に響くよう「妙訳」しました。

「自分の欠点を克服した! そう信じ込むたび、君の高慢は一つ膨れ上がる」
「もし君が自分の心をさらけ出すのを恐れているのなら、それは相手を信用していないのではない。君が君自身を信用していないのである」
「誰も彼も気に入らない人間は、誰からも好かれない人間より気の毒だ」
「物知りのバカほど、始末の悪いバカはいない」
「自らの運命をいきいきと、今ここで働かせ続けることで、君は必ず本物の人物になる。」

Index 目次

第一章 不安の構造
第二章 高慢と謙遜の間
第三章 成功と運命の関係
第四章 理性と欲望の相克
第五章 他者との遭遇
第六章 男と女、あるいは恋愛について
第七章 幸福と不幸の境
第八章 賢者と愚者、あるいは徳と善について
第九章 あなたはすでに偉大である
第十章 今ここを生きる

Author description 著者情報

大竹稽

『超訳モンテーニュ』編訳者、思想家、教育家、(株)禅鯤館 代表取締役
1970年愛知県生まれ。旭丘高校から東京大学理科三類に入学するも、医学に疑問を感じ退学。その後、私塾を始める。現場で授かった問題を錬磨するために、再度、東大大学院に入学し、そこでフランス思想を研究した。現在は、東京・横浜・鎌倉で「てらてつ(お寺で哲学する)」やお寺での作文教室を開きながら、「共悦」「共生」のテーマに挑んでいる。
編著書に、『賢者の智慧の書』『めんどうな心がらくになる』ほかがある。
鎌倉の名刹浄智寺(毎月第三土曜)と都内港区の名刹龍源寺(毎月第一・第三日曜)で作文教室開催中(くわしくは「大竹稽」で検索してください)。
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