子どもも自分もラクになる どならない「叱り方」

子どもも自分もラクになる どならない「叱り方」

著 | 伊藤徳馬
1650円 (税込) ※1

発売日:2023/5/26
ISBN:978-4-7993-2949-8

Product description 商品説明

•こんな方におすすめです!


・頭ではわかっているのに、ついつい子どもにどなってしまう。
・しかも、子どもにはまったく伝わっていなくて、しんどさだけが残っている。
・「ついどなる→後悔→またどなる→後悔」の
無限ループにはまってしまっている。
・私だけが子どもに怒りすぎているんじゃないか……と感じて、
自己嫌悪に陥っている。
・どのようにしてほめたらいいかわからない。
・どならずに叱る、諭せる方法(しかも、効果があって、楽チンな)を知りたい。




「もう怒りたくないのに、止まらない……!」に効果バツグン
受講者の「満足度98%」 人気の子育て実践講座、最新刊!





本書は、著者と仲間たちが行っている子育て練習講座「ちはっさく」を紙面でそのまま再現するものです。


ちはっさくとは、「代わりの行動を教える」「一緒にやってみる」「気持ちに理解を示す」「ほめる」といった、基本的な子どもへの対応方法を楽しく練習して身につける子育て講座。十数か所の自治体や民間団体で実施されています。


この講座では、日常生活で起こりがちな場面設定に対して、受講者さんが自分らしく基本的な対応方法を使えるようにたくさんの練習をしていきます。この「練習」がポイントです。
受講者さんのアンケート結果を見ると、全体的には叱る頻度・どなる頻度・子どもにイライラする頻度は減少して、ほめる頻度は増加しており、まずまずな成果になっています(満足度はなんと98%!)。


本書のテーマは、「子どもの問題行動にカチンときてドッカーンとなりそうな状況からの逆転!」。
特に、こんな状況で効果のある「待つ」「落ち着く」「聞く・考えさせる」を集中的に練習します。


数ある子どもへの基本的な対応方法を実践しつつ、「激怒しかけたところで、どうにか親側の対応を切り替える」といったことを楽しく練習して身につけてしまおうという欲張りパッケージになっています。
(「はじめに」より)


■綴じ込み付録:講座でも使っている特製カード付き


■ダウンロード特典:幻の「総合練習(超上級編)」原稿(本書未収録)
(PDFファイル)


共感の声、続々!


・たくさんの子育て本を読んだ中で、一番効果がありました!


・子どもに毎日怒ってしまい、自己嫌悪になっていました。
ほどほどにがんばりたいと思います!


・「時代のせい」「環境さんのせい」とか、「あなたは悪くない」「むしろがんばっている」
そんな言葉たちに、ものすごく救われました。


・これは夫にも読んでもらいます!


・子どもたちに試したところ、今までとは明らかに反応が違いました。
今までは子どもは空返事で、その後は怒鳴り声が響いていたのに……。


・この本が母子手帳配布と同時くらいに手に入ったら、
世のママたちはもう少し楽になれるのに。


(前作『子どもも自分もラクになる どならない練習』お客様の声より抜粋)

Index 目次

はじめに
「カチンときてドッカーン!」ってありますよね
この本を読むとどうなる?
やることは簡単!


第1章 まずは基本からーー5つの基本カード


1 代わりの行動を教える――「〜してね」
こんなとき何と言う? 風呂場で走り回る太郎くん
こんなとき何と言う? 浴槽にバッシャーン!!


2 一緒にやってみる――「一緒にやってみよう」
こんなとき何と言う? ノリノリの太郎くんに冷や冷や
こんなとき何と言う? えーと、左手はどこへ……??


3 気持ちに理解を示す――「~だよね。わかるよ」「~なんだね」
こんなとき何と言う? 食いしん坊の太郎くん
こんなとき何と言う? 早く出かけたいときに限って……


4 環境をつくる――キョリ・メセン・シゲキ
こんなとき何と言う? 夕食の前におやつ食べ過ぎ問題


5 ほめる――「~できたね」
こんなとき何と言う? 電車のおもちゃを投げちゃった!
こんなとき何と言う? またカートの車庫入れごっこがはじまった……


6 基本カードの確認問題
こんなとき何と言う? 「座りたい!」と大声で連呼する太郎くん
こんなとき何と言う? 水の出るボタンを押したい、けど押さない


第2章 カチンときてドッカーン!を減らせる――3つの逆転カード


1 待つーー「1、2、3、4、5」
こんなとき何と言う? おもちゃ売り場での「あるある」
こんなとき何と言う? 大好きな電車のおもちゃを……


2 落ち着くーー「スーハー、スーハー」
こんなとき何と言う? なぜよりによって炭酸飲料を……
こんなとき何と言う? おもちゃを踏んじゃった
おまけ:深呼吸以外の方法だったら


3 聞く・考えさせるーー「何があったの?」「次からはどうすればいい?」
こんなとき何と言う? アイスを食べたのは誰だ!?
こんなとき何と言う? マ、ママの口紅が……、折れてる!?
「聞く・考えさせる」のすごい効果


第3章 楽しい総合練習!


1 逆転! 青カードでの対応
こんなとき何と言う? 自転車を使うのはいいけれど……
こんなとき何と言う? 公園に行きたいって言ったよね……!?


2 大逆転! 赤カードからの切り替え
こんなとき何と言う? 素っ裸でドアノブにぶら下がって(三度目)
こんなとき何と言う? うどんの汁がママの服に……!!


第4章 自分の家の出来事に当てはめる練習


「青サイクル」と「赤サイクル」
自分の家の出来事にどう青カードで対応するか
こんなとき何と言う? お気に入りの水色のジャージ
こんなとき何と言う? 太郎くんの赤ちゃん返り
家族で練習しよう!

Author description 著者情報

伊藤徳馬

民間企業を経て、2004年に茅ヶ崎市役所に入庁。2007年から子育て相談・児童虐待担当になり、2010年に子どもへの対応方法を練習する講座を事業化。その頃から「市町村の児童虐待対応」や「簡易なペアレンティングの講座展開」などのお題で講座・研修講師をするようになる。
現在は、福祉の総合相談や計画を担当する部署に所属。プライベートの活動で、子育てを練習する講座「ちはっさく」を一般向けに実施したり、講座を実施する仲間を増やしたりしている。
現在、神奈川県、埼玉県、千葉県、鳥取県の十数か所の自治体・民間団体が「ちはっさく」を事業化しており、今後も増加する予定。
著書に『子どもも自分もラクになる どならない練習』(小社刊)がある。
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