もう終わっている会社

もう終わっている会社

著 | 古我知史
1650円 (税込) ※1

ページ数:280ページ
発売日:2012/12/25
ISBN:978-4-7993-1255-1

Product description 商品説明

50 社以上の起業や事業開発、投資育成の現場に直接参画してきたマッキンゼー出身のキャピタリストが、日本の会社とビジネスマンに満を持して説く、本気の会社改革のすすめ。ここ二十年を超えて日本国家と日本の優秀な会社と会社人たちが見失った「ホンモノの三種の神器」を、本気で取り戻して会社改革をしようという挑戦でもあります。

ここで言う「ニセモノの三種の神器」とは、「選択と集中の戦略」、「中期経営計画の信奉」、「顧客第一主義」。この二十年以上、経営戦略の基本中の基本とされてきた三つの柱です。

えっ? それってどういうこと? 本書では、それら「ニセモノの三種の神器」のニセモノたるゆえんを暴き、ホンモノへの道を示します。

ただ、本書は、著者がプロローグで言っているように、経営陣や経営コンサルタントたちだけのための本ではありません。むしろ、そうではない人たちのためのものです。なぜなら、会社を変えるのはやはり一人ひとりの「個人」だからです。

著者曰く、「その個人がフォーマルな(つまりカチッとできあがった)会社の枠組みを(気持ちの上で)ぶっ壊して、ナナメヨコにつながるインフォーマルな(つまり原始的な好き嫌いのお付き合いの)組織(のような集まり)で、根こそぎ会社を変えていくのである」。

これまで、多くのビジネス書をお読みになってきた方々には、ある意味、爽快&痛快な、目からウロコの、まったく新しい視点を示してくれる、大きな分岐点の本となることでしょう。

Author description 著者情報

古我知史

ベンチャー・キャピタリスト。株式会社チームクールジャパン代表取締役。九州大学大学院客員教授、龍谷大学経済学部客員教授、京都大学産官学連携本部フェローなど。
早大政経卒。シティバンク、マッキンゼーなどを経て、独立系キャピタリストとして、60社以上の起業や事業開発、投資育成の現場に参画。上場会社を含めた多くの企業の独立取締役を歴任。(社)衛星放送協会理事、FBNジャパン理事長、(社)日本の食文化を伝えていく会理事、大阪府市統合本部特別参与などを歴任。
著書に、『もう終わっている会社』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『戦略の断層』(英治出版)、『アリストテレスの言葉』(東洋経済新報社)、『問題をつぎつぎ解決する人の5つの口癖』(あさ出版)、『新・銀行の戦略革新』(東洋経済新報社)など。
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※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。