図解プロが教える誤解されない話し方炎上しない答え方

図解プロが教える誤解されない話し方炎上しない答え方

著 | 山口明雄
1320円 (税込) ※1

ページ数:112ページ
発売日:2014/12/26
ISBN:978-4-7993-1622-1

Product description 商品説明

※本書は2013年2月に発売された『メディアトレーニングのプロが教える 誤解されない話し方、炎上しない答え方』を図解版として再編集したものです。


なぜ、あなたの話は言いたいことが誤解されて伝わってしまうのか?
誤解が生まれる最大の原因は「話し方の構造」にあった!

プレゼン、スピーチ、会議、面接、記者会見、ソーシャルメディア対応など、
人前で話す場面の多いビジネスパーソンなら必ず知っておきたいこと。
「逆ピラミッド」話法で、話し方の「型」を身につけよう!


「メディアトレーニング」という言葉をご存じですか?
ひとことで言うと、「マスコミ対応のための話し方訓練」です。
日本では、危機管理広報記者会見(ひらたく言えば、謝罪会見)の演習として、
多くの企業がこのトレーニングを行っています。
筆者は、これまで18年間に3500名あまりの企業・団体の経営者や
管理職、広報担当者、政府高官、政財界のトップの方々に、
メディアトレーニング、プレゼンテーショントレーニング、
ビジネス会話トレーニングなどを行ってきました。

「メディアトレーニング」とは、
ひとことで言うと、「マスコミ対応のための話し方訓練」です。
日本ではとくに謝罪会見の演習として、
多くの企業がこのトレーニングを導入しています。
メディアトレーニングでいちばん大事なのは、
誤解されない話し方を身につける訓練、
すなわち、「逆ピラミッド」の話し方の訓練なのです。

「逆ピラミッド」はとりわけ、人前で話をする場面の多い
ビジネスパーソンの方々に役立つ話法です。そのノウハウは、
就活の面接試験を控えた学生の皆さんにも、きっと得るところがあるはずです。
そして、自分の言うことがなぜ明瞭に伝わらないのか、なぜ誤解されるのかと
悩んでおられる多くの方々にご一読いただきたいと願っています。

Index 目次

はじめに

第1部 「逆ピラミッド」の話し方入門
01 「逆ピラミッド」で大事なことから話す
02 聞き手に勝手な解釈の余地を与えない
03 私たちはなぜ結論から話せないのか?
04 情報共有がない場合は、まず結論と全体像を合わせて伝える
05 リードを活用して誤解なく理解してもらう
06 5W1Hであらかじめ疑問に答えておく
07 リード+ボディ(細目)で内容をすっきり理解させる
08 真実味、説得性を持たせる話し方のテクニック
コラム 浦島太郎をニューススタイルで語ろう

第2部 誤解されない話し方のテクニック
01 結論を最初に、率直に述べる
02 質問には本質から答える
03 「話してもわからない」を前提に話す
04 聞き手の感情に合わせて話す
05 話し相手のレベルに合わせる
06 門外漢の人にもわかる話し方をする
07 カタカナ言葉はできるだけ言い換える
08 あいまいな表現や指示語を避ける
09 イエスとノーをはっきりさせる
10 なるべく断定形で話す
11 できるかぎり比較しない
コラム 「逆ピラミッド」は話し方だけでなく、ビジネス哲学でもある

第3部 炎上しないための「人前での話し方」
(Ⅰ) 炎上しない答え方の基本構造
 01 ネット炎上のしくみを知っておこう
 02 「話し方」と「答え方」を分けて考える
 03 返答は3つの部分に分ける
 04 ニューススタイルで記者会見に答える
コラム 逆ピラミッドはいつ生まれたのか?

(Ⅱ) 炎上しない答え方のテクニック
 01 ネガティブな表現は使わない
 02 差別的な表現をしない
 03 批判は慎重に行う
 04 他人に関わるコメントは、根拠と説明をじゅうぶんに
 05 想定問答集をつくる
 06 想定外の質問に備える
 07 茶化したり、問い返したりしない
 08 質問の本質を見抜いて答える
 09 「早い者勝ち」で答える
 10 印象的なコメントを準備する
 11 「困った質問」には、まず見出し返答をする
 12 ブリッジでスムーズな橋渡しをする
 13 キーメッセージは4つに分けて考える
コラム ニュース記事とフィーチャー記事(特集記事)

付録
・プロジェクトの報告 ――「誤解されない話し方」の事例 ①
・就活面接での自己紹介 ――「誤解されない話し方」の事例 ②
・謝罪会見での冒頭スピーチ ――「誤解されない話し方」の事例 ③
・「困った質問」への返答例

Author description 著者情報

山口明雄

メディアトレーニング講師。
1945年石川県生まれ。東京外国語大学を卒業後、NHKに入局。帯広・札幌放送局で番組制作にあたる。1985年に広報代理店・株式会社アクセスイーストを設立。以来、代表取締役を務める。1995年から3年間、世界大手の広報会社ヒル・アンド・ノウルトンの日本支社長を兼務。米国人メディアトレーニング講師に師事。これまで18年間で3,500名余の企業・官庁・団体の経営者と管理職、広報担当者、政府高官、政財界のトップにメディアトレーニング、プレゼンテーショントレーニング、ビジネス会話トレーニングなどをおこなう。著書に『マスコミ対応はもう怖くない! メディアトレーニングのすべて』(パレード)など。
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