ビッグクエスチョンズ 倫理

ビッグクエスチョンズ 倫理

著 | ジュリアン・バジーニ
編 | サイモン・ブラックバーン
訳 | 山邉昭則
2310円 (税込) ※1

ページ数:312ページ
発売日:2015/3/19
ISBN:978-4-7993-1655-9

Product description 商品説明

『ビッグクエスチョンズ』は、人類の歴史を通して、
探究心旺盛な人々を悩ませてきた科学や哲学の大疑問に対し、
一流の専門家が回答するシリーズです。
「親しみやすく簡潔に」という編集方針により、その分野を概観しつつ、
最新の知見を身につけることができます。


倫理(ethics)が扱うような正しいことと間違っていること(right or wrong)に関する問題は
人々や企業の行動の規範として近年ますますその重要性を増しており、
倫理について私たち一人一人がどのように考えるかは、
いまや避けては通れない問題であると言えます。

世界19カ国で刊行されたロングセラー『100の思考実験:あなたはどこまで考えられるか』
(紀伊國屋書店、2012)で知られる哲学者のジュリアン・バジーニは、
現代において倫理が抱える問題を、20のシンプルな問いにまとめています。
バジーニは、それらの問いに対してどのように答え得るかを最初に検討した上で、
それらの問いが私たちにとってどのような意味を持つのか、そしてそれらが
私たちの人生における選択にどのように影響しているのかについて、
様々な知見の紹介を交えつつ、平易な言葉遣いで考察していきます。

本書で問われている問いには次のようなものがあります。
「テロは正当化できるのか?」
「弱者の救済は必要なことか?」
「セックスは道徳的なことか?」
「どうして差別してはいけないのか?」
「自由市場は公正(フェア)か?」
「責任を持つとはどういうことか?」
「正しい戦争はあるか?」

本書は徹底的に読みやすさを重視し、専門的な記述は可能な限り避けて作られています。
したがって読者は、本書の説明を理解するために難解な専門用語を
あらかじめ知っておく必要はありません。

必要なのは、「当たり前だ」と思っている自らの価値観を一度疑ってみること。
するとそこに多種多様な考えるべき問題が姿を現し、世界は謎に満ちた存在として
あなたの前に立ち現れてくるでしょう。
そのとき、正しいことと間違っていること(right or wrong)を巡る目眩く探求の旅は、
すでに始まっているのです。

Index 目次

黄金律は存在するか?
崇高な目的は野蛮な手段を正当化するか?
テロは正当化できるのか?
家族や友人を優遇すべきか?
弱者の救済は必要なことか?
法と道徳の関係とは?
動物にはどのような権利があるか?
人工妊娠中絶は殺人だろうか?
安楽死は認められるべきか?
セックスは道徳的なことか?
どうして差別してはいけないのか?
自由市場は公正か?
環境保護は正しいことだろうか?
責任を持つとはどういうことか?
正しい戦争はあるか?
拷問は絶対にだめ?
科学と道徳の関係とは?
道徳は世界共通のものか?
道徳は神様が創ったもの?
道徳の対立に終わりはあるか?

Author description 著者情報

ジュリアン・バジーニ

イギリスにおいて哲学分野で最も人気のある作家の1人。哲学誌『The Philosophers’ Magazine』の編集長を務め、新聞やBBCラジオにコメントを寄せている。邦訳された本に、『哲学の道具箱』(共立出版)、『100の思考実験』(紀伊國屋書店)などがある。
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サイモン・ブラックバーン

ケンブリッジ大学の哲学教授ならびにノースカロライナ大学の哲学研究教授を務める。現代の最も著名な哲学者の1人であり、ビッグクエスチョンズシリーズの編者でもある。
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山邉昭則

国際基督教大学大学院アーツ・サイエンス研究科博士後期課程修了。博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部特任講師。東京大学科学技術インタープリター養成プログラム教員、執行委員。訳書に『ビッグクエスチョンズ哲学』(小社刊、共訳)、『科学・技術・倫理百科事典』(丸善出版、共訳)などがある。
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