英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニアだった私が、定年後に同時通訳者になれた理由

英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニアだった私が、定年後に同時通訳者になれた理由

著 | 田代真一郎
1100円 (税込) ※1

ページ数:280ページ
発売日:2015/10/22
ISBN:978-4-7993-1780-8

Product description 商品説明

定年まではサラリーマンエンジニア、定年後は職業通訳者。
60歳という決して若くはない年齢で、どうしてそんなことが可能になったのか?
??その答えが、本書の主題である「仕事を通じて英語を身につける」にある。

その年齢までに仕事で蓄えてきた専門的な知識と経験には、20代、30代では太刀打ちできない奥行きと深みがある。その専門知識を強みとして、英語コミュニケーション力を磨いていけば、代えがきかない存在になれる、という発想だ。

本書は、年齢を理由に英語をあきらめていた方には、「こういうやり方があったのか!」という気づきが得られると同時に、キャリアを最大限に活かした形で、無理なく英語を身につける方法がわかる実践的な一冊となっている。

◆「仕事を通じて英語を身につける」4つの勉強法◆
【知識力】まず、知識を最大限に活用する
【語彙力】すき間時間で、「オリジナル単語帳」
【表現力】「イメトラ・サイトラ」で、イメージを英語にする
【文法力】仕事の中で、「試して磨く」








Index 目次

第1章 理系エンジニアだった私が、定年後に通訳者になるまで 

英語の勉強を始めるのに年齢は関係ない
【30歳】英語はまったく話せなかった   
【30~50歳】平均的なサラリーマン英語学習者だった
【50歳】仕事で英語が本当に必要になった
【55歳】週末通訳学校へ通いはじめた
【60歳】フリーランス通訳者としての挑戦の始まり

第2章 仕事を通して英語が身につく5つの理由

【理由1】仕事の知識が英語を助けてくれる
  大切なのはコミュニケーション。それを助けてくれるのが知識
  知識があると聞き取れる
【理由2】仕事の英語はいつもリアル
  仕事の英語は、具体的な結果がついてくる
【理由3】仕事の英語は使用機会が多い
  使用頻度の多い英語にこそ、一番力を入れるべき
【理由4】仕事の英語はつねに話題限定
  扱う話題はいつもきわめて限定的 
【理由5】仕事だからこそ、モチベーションが維持できる 
  仕事こそ、モチベーション維持の最大の味方
  モチベーション維持のための小さなコツ

第3章 仕事を通じて英語を身につける4つの勉強法 

【学習法1】まず、知識を最大限に増やす(活用する)
  オリンピックがやってくる!
  知識を獲得し、内容を理解するための方法とは?
【学習法2】仕事の語彙は、単語帳をつくって覚える
  単語力をつける5か条
  自分オリジナルの仕事の単語帳をつくる
【学習法3】「イメトラ」と「サイトラ」で、イメージを英語にする 
  仕事の英語は、「イメージ・トランスレーション」で鍛える
  知らない分野は、「サイト・トランスレーション」を併用して鍛える
【学習法4】文法は、仕事の中で試して磨く
  文法はリアルな仕事で磨くのが一番。困ったときこそ学ぶとき
【+α】大公開 私がしてきた勉強法いろいろ 
  通訳訓練ーープロの通訳者から学ぶ
  読解ーー英語は読解が基本
  聴解ーー理解の確かめが大事
  作文ーーフィードバックをもらう
  音読ーースピーカーになりきる
  ディクテーションーー徹底的に聴く
  シャドーイングーー耳・口・脳を総動員
  リプロダクションーー負荷マックスの練習法

Author description 著者情報

田代真一郎

1950年生まれ。名古屋工業大学生産機械工学科修士課程修了。卒業後、日立造船(株)と三菱自動車工業(株)に定年まで勤務。
50歳からの数年間、ダイムラー・クライスラーとの乗用車共同開発やシナジー発揮の各種協業活動に従事。
このときの経験から、企業のグローバル化の必要性と、そのための英語コミュニケーション力の重要性を痛感し、55歳で通訳学校の門を叩き、本格的に英語の学習を始める。
60歳定年後は、フリーランス通訳者・翻訳者・講師としてさまざまな方面で活躍中。
定年後の通訳活動を中心に綴ったブログ「モコちゃんパパ」が通訳者や英語学習者の間で人気。
http://ameblo.jp/mococyanpapa/
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