1958年、三重県生まれ。81年、東京大学法学部卒業、旧日本長期信用銀行入行。85年、野村證券投資信託入社、86年9月、同退社。88年、司法試験合格。91年、弁護士登録。2008年、平均的弁護士の約10倍の案件を処理する傍ら、各種行政委員会委員等も歴任。元SBI大学院大学教授。
『中学受験BIBLE』『最短で結果が出る超勉強法』『最短で結果が出る超仕事術』(いずれも講談社)、『荘司雅彦の法律力養成講座』(日本実業出版社)、「小説離婚裁判」(講談社文庫)など著書多数。『男と女の法律戦略』(講談社)はドラマ「離婚弁護士II」の脚本に、弁護士の戦略として採用される。
また、「こたえてちょーだい!」(フジテレビ)、「たけしのTVタックル」(テレビ朝日)などテレビ、ラジオに多数出演。
説得の戦略 交渉心理学入門
1100円 (税込) ※1
ページ数:280ページ
発売日:2017/6/22
ISBN:978-4-7993-2118-8
Product description 商品説明
弁護士が教える
人を納得させる方法論!
会議、交渉、セールスから、恋愛、就活まで---
誰かを説得するのに「話し上手」になる必要はない。たくさんの言葉を重ねて、理詰めで説き伏せるようなことをしても、それは一時的な説得にすぎず、相手は決して「納得」などしていないのだ。
それよりも、まず相手の気持ちを知ること、次に相手の立場に合わせた環境・材料を用意することが重要だ。これらを戦略的に行うことで、はじめて説得は成功し、その成果を得ることができる。
本書では、著者の弁護士としての経験と、心理学や行動経済学等のエビデンスに基づき、具体的な事例を示しつつ、そのノウハウを語る。
人が気分よく説得される心の動きを知ることで、ビジネスからプライベートまで、人生のすべてが好転していくだろう。
人を納得させる方法論!
会議、交渉、セールスから、恋愛、就活まで---
誰かを説得するのに「話し上手」になる必要はない。たくさんの言葉を重ねて、理詰めで説き伏せるようなことをしても、それは一時的な説得にすぎず、相手は決して「納得」などしていないのだ。
それよりも、まず相手の気持ちを知ること、次に相手の立場に合わせた環境・材料を用意することが重要だ。これらを戦略的に行うことで、はじめて説得は成功し、その成果を得ることができる。
本書では、著者の弁護士としての経験と、心理学や行動経済学等のエビデンスに基づき、具体的な事例を示しつつ、そのノウハウを語る。
人が気分よく説得される心の動きを知ることで、ビジネスからプライベートまで、人生のすべてが好転していくだろう。
Index 目次
序章 言葉よりもはるかに効果的な説得手段
1 相手にとって好ましい環境をつくる
2 話の内容より見かけと身振りを、周到に準備する
3 話し上手より聴き上手。相手が勝手に説得されるのを待つ
4 色の効果を活用する
5 パーソナルスペースを活用する
第1章 人間の基本的な心理のメカニズムを理解する
6 行動が感情や思考を変える
7 人は基本的に保守的
8 人は首尾一貫した行動をとろうとする
9 人は共通点と誉め言葉に弱い
10 人の気持ちは、少しの心遣いで180度変わる!
11 人は恩返しが好き
12 人は信頼している人のいうことしか聞かない
13 人は理屈ではなく感情で動く
第2章 常識や理性では説明できない行動の理由を知る
14 人は物事を自分なりの方法で分類し理解する─スキーマ
15 人は、現実を自分に都合がいいように解釈する─バイアス①
16 属する集団、世代が違えば常識も規範も違う─バイアス②
17 人は、みんなと同じと現状維持で安全を図る─バイアス③
18 人は、近道をして判断する─ヒューリスティクス①
19 人は、想像しやすいかどうかで、物事が起こる確率を判断する
─ヒューリスティクス②
20 人は、最初に与えられた情報を基準に比較して判断する
─ヒューリスティクス③
21 鮮明で、顕著な出来事がヒューリスティクスに影響する
第3章 実証された説得技術を使いこなす
22 人は、選択肢が多すぎると、結局どれも欲しくなくなる
23 希少なものほど欲しくなる
24 人は、一度保有すると手放したくなくなる
25 人は、自分に貼られたラベルにしたがった行動をとりがち
26 人は、〈無料〉に弱いが、〈おまけ〉の価値は低く見積もる
27 人は、対処法なく恐怖心を煽られると、その情報を遮断する
28 敢えて「欠点」を示して信頼を得る
29 人は、ストーリーに心動かされる
30 「落としどころ」を見つければ説得は8割成功
31 相手の不安を払拭する論拠を示す
32 相手の名前を口に出す
33 自分自身の感情コントロールもお忘れなく
1 相手にとって好ましい環境をつくる
2 話の内容より見かけと身振りを、周到に準備する
3 話し上手より聴き上手。相手が勝手に説得されるのを待つ
4 色の効果を活用する
5 パーソナルスペースを活用する
第1章 人間の基本的な心理のメカニズムを理解する
6 行動が感情や思考を変える
7 人は基本的に保守的
8 人は首尾一貫した行動をとろうとする
9 人は共通点と誉め言葉に弱い
10 人の気持ちは、少しの心遣いで180度変わる!
11 人は恩返しが好き
12 人は信頼している人のいうことしか聞かない
13 人は理屈ではなく感情で動く
第2章 常識や理性では説明できない行動の理由を知る
14 人は物事を自分なりの方法で分類し理解する─スキーマ
15 人は、現実を自分に都合がいいように解釈する─バイアス①
16 属する集団、世代が違えば常識も規範も違う─バイアス②
17 人は、みんなと同じと現状維持で安全を図る─バイアス③
18 人は、近道をして判断する─ヒューリスティクス①
19 人は、想像しやすいかどうかで、物事が起こる確率を判断する
─ヒューリスティクス②
20 人は、最初に与えられた情報を基準に比較して判断する
─ヒューリスティクス③
21 鮮明で、顕著な出来事がヒューリスティクスに影響する
第3章 実証された説得技術を使いこなす
22 人は、選択肢が多すぎると、結局どれも欲しくなくなる
23 希少なものほど欲しくなる
24 人は、一度保有すると手放したくなくなる
25 人は、自分に貼られたラベルにしたがった行動をとりがち
26 人は、〈無料〉に弱いが、〈おまけ〉の価値は低く見積もる
27 人は、対処法なく恐怖心を煽られると、その情報を遮断する
28 敢えて「欠点」を示して信頼を得る
29 人は、ストーリーに心動かされる
30 「落としどころ」を見つければ説得は8割成功
31 相手の不安を払拭する論拠を示す
32 相手の名前を口に出す
33 自分自身の感情コントロールもお忘れなく
※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。