「誰のため?」「何のため?」から考えよう

「誰のため?」「何のため?」から考えよう

著 | 横田尚哉
1100円 (税抜)

ページ数:272ページ
発売日:2018/3/25
ISBN:978-4-7993-2248-2

Product description 商品説明

*本書は2008年に小社より刊行された『ワンランク上の問題解決の技術《実践編》』を改題し、新書判に再編集したものです。

「外資系コンサルやMBAホルダーによる問題解決本に飽き飽きしていませんか?」
「学校で教わる教科書のような理論で、本当に問題は改善されましたか?」

「情熱大陸」著者出演(2010年3月7日放送)でも知られる
横田尚哉氏のベストセラーが、手にとりやすいサイズと価格で再登場です。

本書は、10年間で総額1兆円の公共事業を扱い、2000億円を超えるコスト縮減を実現した“カイゼン”のプロフェッショナルが教える〈GE流〉問題解決技法「ファンクショナル・アプローチ」の実践ガイドです。

ファンクショナル・アプローチとは、1947年に世界最大の電機メーカーGE社で考案され、おもに技術の世界で広まった価値工学(VE)の手法です。
課題に対して「どのようにすればいいのか?」と手段から考えるのではなく、「それは何のためにするのか?」という〈目的〉、あるいは「誰のためにするのか?」という、それによって得られる目的や効果の〈所有者〉という視点から徹底的に分析することで、問題の本質を明らかにしていくものです。

たとえば、業績が伸びている組織について考えてみます。
そこで起こっている問題は、「社員が足りず、首が回らない。このままでは業務に対応できなくなる」というもの。
社員が毎晩徹夜しても追いつかない状況です。
ここでいう「社員が足りない」「業務に対応できない」といったことは、あくまで表に現れた「コト」でしかありません。
しかし、そこで手段ばかりに意識が向き、「社員を増やす」「業務量を調整する」
といったうわべの対応しか考えつかないようでは、一時的に問題は解決できても、根本的な解決にはなりません。
その背景には、それが生まれるに到った「ファンクション」があるはずです。
改善点は「コト」にあるのではなく、「ファンクション」にあるのです。

本書は、より現実的かつ効果的に問題解決を実現するための「ファンクショナルなものの見方」を、「準備」「分解」「創造」「洗練」の4ステップで実践的に解説します。

会議運営、就職活動、残業問題、プレゼンテーション、クレーム対応などのさまざまなケースを事例に、巻末付録のワークシートを用い実際に手を動かしながら、生きた知識と具体的なノウハウが身につく一冊。

Index 目次

まえがき

第1章 問題に対する「視点」と「意識」を変える
1 解決のカギは「問題の認識」と「改善点の特定」
2 問題解決がうまくいかない4つの理由
3 「その努力は何のため?」
4 問題に直面したときの4つの志向パターン
5 改善点を見つける5つのアプローチ法
6 ファンクショナル・アプローチで視点を変える

第2章 実践ファンクショナル・アプローチ[ステップ1 準備]
1 5つのツールを準備する
2 より効果的な解決手段を見つける5つのヒント
3 「準備→分解→創造→洗練」の手順で考える 
4 解決すべき対象(テーマ)をあらためて認識する
5 対象(テーマ)をパーツに分解する

第3章 実践ファンクショナル・アプローチ[ステップ2 分解]
1 分解したパーツを「名詞+他動詞」で表現する
2 付箋紙を使ってファンクションを整理する 
3 キー・ファンクションを見つけ出す
4 キー・ファンクションの価値を測る

第4章 実践ファンクショナル・アプローチ[ステップ3 創造]
1 アイデア発想の原理を知る
2 5つのアイデア発想技法を使いこなす
3 出てきたアイデアを分類・整理する

第5章 実践ファンクショナル・アプローチ[ステップ4 洗練]
1 アイデアを練って、練って、練り上げる
2 解決手段を組み合わせる

第6章 日常をファンクショナル・アプローチで考える

1 見聞きするもの、手に触れるものをテーマにする
2 「何のために?」「誰のために?」に答えてみる
3 キー・ファンクションを見つける
4 価値のグレードを判断する
5 もし改善するなら、どのようにするかを考える

終章 目標に向かって、とるべき針路を見つけよう

付録 ファンクショナル・アプローチ・シート

携書版あとがき

Author description 著者情報

横田尚哉

株式会社ファンクショナル・アプローチ研究所代表取締役社長。
顧客サービスを最大化させる経営コンサルタント。世界最大企業・GE(ゼネラル・エレクトリック)の手法を取り入れ10年間で総額1兆円の事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。「30年後の子供たちのために、輝く未来を遺したい」という信念のもと、そのノウハウを潔く公開するスタイルは各種メディアの注目の的。人間ドキュメンタリー番組「情熱大陸」(毎日放送)にも出演し大きな反響を巻き起こす。全国から取材や講演依頼が殺到し、コンサルティングサービスは約6ヶ月待ち。「形にとらわれるな、本質をとらえろ」という一貫したメッセージから生み出されるダイナミックな問題解決の手法は、企業経営にも功を奏することから「チームデザイン」の手法としても注目が高まっている。著書に『問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門』(ディスカヴァー)、『ビジネススキル・イノベーション』(プレジデント社)、『第三世代の経営力』(致知出版社)などがある。
https://www.fa-ken.jp
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