完全版 仏教「超」入門

完全版 仏教「超」入門

著 | 白取春彦
1000円 (税抜)

ページ数:240ページ
発売日:2018/7/28
ISBN:978-4-7993-2341-0

Product description 商品説明

家には仏壇があり、お墓はお寺にあり、お盆やお彼岸にはお墓参りに行き、葬式ではお坊さんにお経をあげてもらう…こういった習慣は本来の仏教とは無関係だし、「よいことをすれば極楽、悪いことをすると地獄へ行く」「仏様がいつも見守っていてくれる」といった考え方も本来の仏教の教えにはなく、キリスト教の影響を受けたものだったりする。日本人の多くが持っている仏教のイメージを覆し、ブッダが説いた純粋な仏教を明快に解説、「入門書を超える入門書」としてベストセラーとなった名著に大幅加筆、完全版として復刊!

Index 目次

第一章 仏教の出発点は「人生とは苦しみ」
仏=ブッダとは「悟った人」を意味する
ブッダの死後、経典がまとめられた
仏教は「人生とは苦しみである」から出発する
わたしたちの心に苦しみをもたらす原因は何なのか
苦しみをなくするにはどうすればいいか
知っているようで知らない仏教用語1 ビミョーは「微妙」ではない
知っているようで知らない仏教用語2 本当の「出世」とは出世しないこと

第二章 仏教のキーワードは「縁起」と「空」
怪談『耳なし芳一』に見る仏教の考え方
仏教のキーワード 「縁起」と「空」
「縁起」に目覚めて自由になる
人間は「空」であり自我は存在しない
知っているようで知らない仏教用語3 「言語道断」を知らないとは言語道断
知っているようで知らない仏教用語4 「世間」は汚れたところ

第三章 煩悩から自由になる
「三毒」と「五つの蓋い」
悟れば煩悩にわずらわされなくなる
死後のことより、現世で悟ることが重要だ
「浄土」「彼岸」「仏国土」は比喩にすぎない
現世を涅槃にしてさっぱりと生きる
知っているようで知らない仏教用語5 「平等」の精神は仏教から
知っているようで知らない仏教用語6 心が無事であってこそ本当の「無事」

第四章 仏教の説く愛と慈悲
愛に隠されている苦しみ
行為が人間を形づくる
慈悲の深さを体現した僧
知っているようで知らない仏教用語7 この鮨屋の「シャリ」はうまいねぇ
知っているようで知らない仏教用語8 「北枕」は縁起が悪い?

第五章 本来の仏教から変質した日本の仏教
誤解されてきた「諸行無常」の意味
ブッダの教えた仏教は日本にあるか
「成仏」や「往生」は本来「死ぬ」ことではない
現代の日本人は仏教徒といえるのか
知っているようで知らない仏教用語9 「大袈裟」は嫌われる
知っているようで知らない仏教用語10 資本主義は「迷惑」です

第六章 仏教に「輪廻」はない
誤解されてきた輪廻思想
古代インドの輪廻思想を仏教は受け継がなかった
学僧たちが考えた仏教的な輪廻の仮説
それでも輪廻は仏教的ではない
本来の仏教に「輪廻」はない
知っているようで知らない仏教用語11 「うろうろ」するのはみっともない
知っているようで知らない仏教用語12 「旦那」は与える人(ドナー)

Author description 著者情報

白取春彦

青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説書の明快さには定評がある。
主な著書にミリオンセラーとなった『超訳ニーチェの言葉』のほか、『頭がよくなる思考術』『独学術』『完全版 仏教「超」入門』(以上ディスカヴァー刊)、『この世に「宗教」は存在しない』(ベスト新書)、『「考える力」トレーニング:頭の中の整理法からアイデアの作り方』(知的生きかた文庫)がある。
詳しくはこちら