普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門

普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門

著 | 山崎俊輔
1760円 (税込) ※1

発売日:2021/7/16
ISBN:978-4-7993-2767-8

Product description 商品説明

日本のFPがしっかり考えた
・日本の社会と制度に基づく
・普通の会社員でも実行可能な
FIRE(ファイア)のテクニックが満載!


FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)とは、経済的独立の獲得による早期リタイアを目指すムーブメントです。十分なお金を貯金して、それを投資などで運用することによって収入を得て、「早期リタイア」を目指すのが一般的です。アメリカで流行しており、今そのトレンドが日本にも上陸しようとしています。

アメリカで出版されたFIREについての翻訳書は多くありますが、「日本版FIRE」というべき本は、本書が初となるでしょう。
私たちはもっと自由に生きる権利があります。でも、ほとんどの人ができていない。
その大きな理由の日一つは、「経済的な自由」がないからです。本書は、そんなあなたに経済的自由をもたらす1冊です。

◎本書の3つの特徴
1)日本の制度にもとづいてまとめている
社会保障制度、税制優遇制度、日本の退職金制度や高齢者雇用制度を踏まえつつ、「日本版FIRE」を考えています。
2)「標準的な老後」についても触れている
FIRE本の多くが、本来やってくる標準的な老後について触れていなかったのは、40歳代でリタイアした人が自分の話を紹介しているからです。ここではファイナンシャルプランナーの視点でしっかり人生の最後までお金の問題をまとめています。
3)「誰もが実行可能な投資方法」でFIREを目指す
毎日、株価や為替レートをウォッチし、何度も注文を出す必要はありません。むしろ仕事やプライベートの充実を後回しにせず、しかし年4%程度の運用利回りを簡単に獲得することが可能です。

◎こんな人にオススメです
✔︎なんとなく貯金しているが、目的がないので続かない
✔︎将来の子どもの教育費や老後の蓄えなどが不安
✔︎仕事がおもしろくなく、このまま定年まで働くのが憂うつ
✔︎今の働き方を何歳まで続けられるかわからない
✔︎仕事に不満があるが、転職する自信がないのでやめられない

Index 目次

第1章 FIREのキホン
1.日本版FIREは米国版と何が違う?
2 FIREムーブメントとは何か
3.FIREを目指す基本的なお金の流れを知ろう
4.日本版FIRE実現は何歳で可能か
5.経済的な安定は、精神的な自由につながる

第2章 もっと、もっと、もっと、稼ぐ
1.なぜ「年収アップ」がFIREに欠かせないのか
2.年収を上げる王道 3つのアプローチ
3.今の会社でもっと稼ぐ方法 昇格レースの最短ルートを登頂せよ
4.働きがいは搾取される ドライに判断、より多い年収を取れ
5.転職して稼ぐ〜年収を早めに2倍にするには飛び出すしかない
6.副業で年100万円以上稼ぐ ただし道は厳しい
7.共働きは正社員が基本
8.夫婦合計で1000万円超は、早期実現も可能

第3章 1円でも貯蓄額を増やすために節約する
1.FIRE実現には節約が欠かせない理由
2.まずは固定費から。家計の10%を削ってみる
3.毎日の生活費も削る 家計の25%を目指す
4.家計簿アプリの活用で家計を簡単に「見える化」
5.家計の50%以上の節約は可能か? ミニマルライフへの挑戦
6.確実に貯蓄をするための口座管理方法
7.節約スキルは一生の財産 FIRE成功後も節約は続く

第4章 貯めたお金をできるだけたくさん増やす
1.年何%稼ぐとFIREに早くたどりつけるか考える
2.安全・確実を取ると基本的には増えない
3.「安全・確実・高利回り」のセットには絶対手を出すな
4.普通の人はインデックスの長期積立投資で十分
5.iDeCoとNISAの満額利用から始めよう
6.長期積立投資のメンテナンス術
7.個別株投資で期待リターンを高められるか
8.FXや不動産投資は儲かるのか

第5章 FIREのために絶対必要な知識
1.FIREを実現するために必要な「その他の知識」
2.FIREするなら「家」の確保はどう考えるべきか
3 民間保険はどこまで削ってもいいのか
4 子どもを育てるとFIREが遠ざかるか
5 家族との意識共有は必要か? 独り相撲で目指してもいいか
6 普通の人のリタイアはどうやって行われているのか知っておく
7 FIREのために知っておきたい 国の年金の最低限度の知識
8 早期FIREのリスクがひとつ。実は国の年金額が大幅ダウン?
9 FIREが及ぼす退職金、企業年金の目減りとその影響
10 70歳現役社会、あるいはそれ以上の変化はFIRE計画にどう織り込むべきか

第6章 FIREを実行する3つのパターン
1.FIREの計画の立て方
2.ルートA)プチFIREを目指す
3.ルートB)50歳代でのFIREを目指す
3.ルートB)50歳代でのFIREを目指す
4.ルートC)夢の40歳代FIREに挑む
5.スタートが30歳代以降でもFIREは可能か

第7章 FIREに成功したあとのメンテナンス術
1.FIRE実行前後の手続きともらえるお金
2.FIRE後は定期的な資産状況チェックが欠かせない
3.FIRE後、資産運用にどの程度手をかけるべきか
4.実は難問? FIRE実行後の「生きがい」探し
5.あえてFIRE後に「また働く」選択肢もある
6.もしも…FIREできなかったとしたら
7.本来のリタイア生活が始まる前後、どうするか

Author description 著者情報

山崎俊輔

1972年生まれ。フィナンシャル・ウィズダム代表。
ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザー。
確定拠出年金を中心とした企業年金制度と投資教育が専門。1995年中央大学法学部法律学科卒業後、企業年金研究所、FP総研を経て独。
わかりやすく読みやすいお金のコラムが人気で、Yahoo!ニュース、日本経済新聞電子版、マネー現代、プレジデントオンラインなど、月20本以上の連載を抱える人気FPのひとり。
コミックレビューのコラムも連載しているほどのゲーム、アニメ、マンガ好きであり、自称・オタクFP。コミックの蔵書は4000冊以上。
仕事や家事育児の効率化をつねに模索するライフハック好き。
著書『読んだら必ず「もっと早く教えてくれよ」と叫ぶお金の増やし方』(日経BP)、『共働き夫婦 お金の教科書』(プレジデント社)、『マネーハック大全』(フォレスト出版)など多数。
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