行動科学が教える 目標達成のルール

行動科学が教える 目標達成のルール

著 | オウェイン・サービス
著 | ローリー・ギャラガー
訳 | 国枝成美
2420円 (税込) ※1

発売日:2024/9/20
ISBN:978-4-7993-3094-4

Product description 商品説明

「また挫折した…」が「普通にできた!」に変わる

自分で自分を後押しする
「セルフナッジ」の手法を使いこなす!


ナッジ(Nudge)とは、小さなきっかけを与えて、行動をある方向へと促す方法論です。

たとえば、税金の督促状にたった一文「ほとんどの方は、期日どおりに納税しています」と書き添えると、
締切を破る人を大幅に減らすことができるという政策も、ナッジをうまく利用した例です。

行動科学や行動経済学において、ナッジは多くの場合、
「他者」に働きかけて、その行動を変える試みとして用いられますが、

本書では、皆さんが仕事やプライベートの目標達成のために、
自分自身に対してナッジを実践する「セルフナッジ」の手法を紹介します。


皆さんはすでに、日々の生活でセルフナッジを取り入れているかもしれません。
時間に遅れないように時計を数分進めておく、
ダイエットのために、クッキーの容器が目に入らないようにする…など。

本書ではこうした心がけが、よりシステマティックに、
かつ仕事やプライベートでの明確な「目標達成」につながる形で活用できるよう、
エビデンスに基づくさまざまなテクニックを紹介します。

Index 目次

第1章 ⽬標設定
・適切な⽬標を選択する
・⽬標はひとつに絞り、明確な到達点と達成期限を設定する
・⽬標を⾃分で管理できるステップに分解する

第2章 プランニング
・シンプルなプランにする
・実⾏可能なプランを⽴てる
・プランを習慣化する

第3章 コミットメント
・コミットメントを決める
・コミットメントを書き出し、公にする
・コミットメントレフリーを任命する

第4章 報酬
・重要なものを報酬にする
・⼩さな報酬で良い習慣をつける
・逆効果に注意する

第5章 共有
・協⼒を仰ぐ
・社会的ネットワークを活⽤する
・グループパワーを使う

第6章 フィードバック
・⽬標までの⾃分の⽴ち位置を知る
・タイムリーで具体的、すぐに対応可能で、本⼈の努⼒に注⽬したものにする
・⾃分のパフォーマンスを⼈と⽐較する

第7章 あきらめない
・練習の質と量を⾼める
・試しながら学ぶ
・振りかえりをして⾃分の成功を祝う

Author description 著者情報

オウェイン・サービス

キャメロン政権時代のイギリス政府直轄組織である行動洞察チーム(Behavioural Insights Team, BIT、通称「ナッジユニット」)設立メンバー、マネージングディレクター。主に、公共サービス、教育、エネルギー関連プログラムを担当。現在は、行動科学をベースとしたコンサルティング会社CogCoのCEO。
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ローリー・ギャラガー

キャメロン政権時代のイギリス政府直轄組織である行動洞察チーム(Behavioural Insights Team, BIT、通称「ナッジユニット」)設立メンバー、オーストラリア&アジアパシフィック担当マネージングディレクター。主に、雇用、保健、教育、税金関連プログラムを担当。現在は、行動科学関連の各種提言を行なっている。
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国枝成美

翻訳者。東京大学教養学部卒業。訳書に『上海今昔』(ヴォーン・グリルズ著、創元社)、『香港今昔』(ヴォーン・グリルズ著、創元社)などがある。
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※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。