教育3.0

教育3.0

著 | 宮川俊彦
1100円 (税込) ※1

ページ数:184ページ
発売日:2007/8/15
ISBN:978-4-88759-576-7

Product description 商品説明

一般公立学校の学力低下が叫ばれる中、次々に設立される公立中高一貫校、本格的少子化時代の中で、その存在意義を問われる多くの大学、そして、私利私欲に走る学歴エリートたち。国家百年の計たる教育はいったいどこに行くのか? 
「ゆとり教育は個人主義社会をめざすものだった、そして、それはまだ終わっていない」と語る、ゆとり教育反対の嵐の中で「民」へとその立場を変えた、かつての「ミスター文部省」寺脇研。「教育とは言語であり、今起こっていることは明治以来の学校言語のメディア言語に対する敗北であり、今必要なのは、新しい言語のビジョンである」と語る表現教育の鬼才・宮川俊彦。8時間にも及ぶこの対談では、ゆとり教育の見直し、教育基本法の改正、学力低下、いじめ自殺、教育格差、家庭崩壊、世界史未履修問題と大学・財界の問題、メディアの学校批判の問題など、教育の今と未来を語る者が、決して避けることのできないすべての論点が俎上に上がった。教育関係者はもとより、すべての子を持つ親、必見の書。

Author description 著者情報

宮川俊彦

1954年、長野県に生まれる。表現教育者・国語作文教育研究所所長。「とっちゃまん」の愛称で親しまれている。
作文・表現教育の第一人者として、小中学生から大人まで200万人余の作文を分析し指導、表現教育全般の基本理論を構築・実践している。
大学の教授・副学長・政府関係委員など歴任。NHKテレビラジオのコラムを担当の後、テレビキャスターを経て、評論家・寓話作家としても知られる。著作は、『いじめ・自殺 この30年で何が変わり、何が変わらないのか』(ディスカヴァー携書)をはじめ、120冊を超える。
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