不安に負けない気持ちの整理術 ハンディ版

不安に負けない気持ちの整理術 ハンディ版

著 | 和田秀樹
1540円 (税込) ※1

ページ数:216ページ
発売日:2020/12/18
ISBN:978-4-7993-2701-2

Product description 商品説明

◎不安にもコツがあります!
「毎日、イヤなニュースばかり…」
「暗い気分になることが多くて…」
「不安な気持ちを消してしまいたい…」

不安になってしまうのは誰にでもあることです。
大切なのは、不安にならないことではなく、不安に振り回されないこと。
そして、できないことに注目するのではなく、
できることを見つけて、行動的に生きること。
そのヒントが得られる1冊です。

◎今こそ知っておきたい、日本人にあった「心の健康法」
世の中には「不安をなくす」という本があふれています。
しかし、残念ながら不安感情を完全になくすことはできません。
でも、不安に振り回されない生き方を選ぶことはできます。
それが「不安を受け入れ、不安とともに生きる」という考え方です。

こうした考え方を提唱したのが、精神科医の森田正馬です。
森田が創設した森田療法では「不安をなくしたいと考えていると、不安は余計に増幅する」とし、
不安をなくすのではなく、不安感情に対する態度や行動に注目するというアプローチをとります。
「あるがまま」の自分を大切にして「今できること」をする――。
その結果、苦しみから脱出することができるのです。

◎不安に振り回されず、毎日を行動的に生きるには
本書は精神科医・和田秀樹さんが、長年多数の著書で紹介してきた森田療法の考え方をベースにした
「日本人にあった心の健康法」をわかりやすく実践しやすい図解版として1冊にまとめたものです。

「不安と向き合う基本」から「不安に引きずられないコツ」
「平常心で生きるコツ」「不安を力に変える習慣」まで、
「不安とともに生きる考え方」がわかります。

手軽に実践できる方法がたくさん紹介されているので、自分に合ったものから、今日すぐ実践できます。
まずは少しだけ読んでみてください。
不安を建設的なパワーに変える。きっかけが見つかるはずです。

Index 目次

はじめに〜不安に引きずられないために〜

第1章 不安と向き合うための10の基本
1 不安は生きる力になる
2 注目すればするほど不安はエスカレートする.
3 不安に感情を支配されるとまちがった判断をしてしまう
4 「この道しかない」と思い込むからつらくなる
5 現状維持が判断基準になっていないか?
6 自由な生き方に不安は付きもの
7 「休んだら迷惑がかかる」は単なる思い込み
8 「みんなと同じ」では不幸になる時代
9 ほとんどの不安は無知から生まれる
10 最悪の事態を想像してびくびくする必要はない

第2章 不安に引きずられない14の方法
1 起こりうる結果を3パターンで予測してみる
2 一人で不安を抱えず本音で相談してみる
3 情報は自分から取りに行く
4 「損切り」を設定してリスクを受け入れる
5 確率で考えてみる
6 ひとつのやり方にこだわらない
7 「みんないい人」と考えるとだまされにくくなる
8 テレビと距離を取る
9 得意なことに集中する
10 物事には2つの面があると考える
11 計画には余裕を持たせて予定の変更を楽しむ
12 他人はそれほど自分を見ていないと知る
13 マニュアル通りやってみる。それから改善する
14 別に失敗したっていい

第3章 平常心で生きる10の方法
1 不安があっても、とにかく行動してみる
2 変えられないことは受け入れる
3 小さな不安を放っておかない
4 自分の世界を大切にして孤独な時間を楽しむ
5 職場以外の居場所をつくる
6 具体的に書き出してみる
7 外の世界の人にメンターになってもらう
8 疲れているときは休む
9 「不安な自分」を受け入れてありのままで生きる
10 楽しい目標を作る

付録 不安を力に変えるちょっとした習慣
習慣1 「かくあるべき」をやめる
習慣2 他人の不安感情には付き合わない
習慣3 他人の言葉を深読みしない
習慣4 SNSとは適度な距離を保つようにする
習慣5 哲学者から解決策を学ぶ
習慣6 ほめてもらえる場を持つ
習慣7 自分で自分をほめる
習慣8 「空気を読めなくてもOK」と開き直る
習慣9 「出たとこ勝負」の発想を持つ
習慣10 リスクを分散してチャレンジする
習慣11 「みんなと同じ」にこだわらない
習慣12 考える時間をとる
習慣13 できる人のまねをする
習慣14 第三者の目で不安を見る
習慣15 不安がなくなったら何をするか考えてみる
習慣16 自分について他人に聞いてみる

おわりに〜不安をエネルギーに変える生き方を選ぶ〜

Author description 著者情報

和田秀樹

1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部・東京医科歯科大学非常勤講師、ルネクリニック東京院(アンチエイジングとエグゼクティブカウンセリング担当)院長。1987年『受験は要領』がベストセラーになって以来、大学受験の世界のオーソリティとしても知られ、志望校別大学受験勉強法の通信教育『緑鐵受験指導ゼミナール』の代表として無名校から東大や医学部に多数合格させている。 著書に『医者が教える 50代からはじめる 老けない人の「脳の習慣」』『感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版』『医学部の大罪』『脳科学より心理学』『悩み方の作法』『40歳からの記憶術』(以上、ディスカヴァー)『テレビの重罪』(宝島社新書)『老いの品格』(PHP新書)『感情的にならない本』『受験は要領』(PHP文庫)『80歳の壁』『マスクを外す日のために』(幻冬舎新書)『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)など多数。
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