トリーズの9画面法

トリーズの9画面法

著 | 高木芳徳
3080円 (税込) ※1

発売日:2021/4/23
ISBN:978-4-7993-2732-6

Product description 商品説明

トリーズ(TRIZ)とは、
ロシアの特許審査官が特許をベースに作成し、
200万件以上の特許で、定量的に検証・ブラッシュアップされた、
分野を超えて利用できる、他に類を見ない、非常に優れた発明と問題解決の理論です。

そんなトリーズのなかで、
とくに課題設定におけるベースとして重視されているフレームワークが、
本書で紹介する「トリーズの9画面法」です。

横軸を時間軸、縦軸を空間軸に取り、それぞれを3つずつ、計9個のマスに区切ったもので、
アイデアの整理や伝達だけでなく、発想についても同じフレームワークで行うことができます

ポイントは「3つに区切る」ことにあります。
2つの内容の比較ではなく、3つめの空間をつくることで、
アイデアのスキマがうまれ、仮説や発想の道筋が見えやすくなるのです。

Index 目次

【目次】

はじめに

本書の構成と各セクションで得られるもの



第1部 トリーズの9画面法への招待

 第1部の背景・第1部で得られるもの

 9画面法がなぜ必要になるのか?

 トリーズの9画面法とは?

 伝わる資料は「包含関係×時系列」

 従来手法で解決できなかった「問題点」



第2部 トリーズの9画面法を知る

 巨人とは戦うな、肩に乗れ

 第2部で得られるもの

 9画面を「体感」しよう

 第1章 横3画面 時系列を区切って考える

 第2章 縦3画面 空間(システム)を区切って考える

 第3章 9画面 時間軸×空間(システム)軸に思考を拡張する



第3部 9画面を活かしたコミュニケーション

 第3部で得られるもの

 第1章 コミュニケーションのための9画面法

 第2章 コンサルティング手法と9画面法

 第3章 9画面アラカルト

 参考文献9画面

あとがき

Author description 著者情報

高木芳徳

開成高校から東京大学工学部に進学。東京大学大学院工学系研究科修了。研究テーマは「知の構造化」(MITとの共同研究)。在学中に3つの学生組織を再興。また同時期、年商100億円規模の組織における常務理事として5年間無限責任で経営にあたる。
2000年、大手メーカーに入社。2年目に社内の基幹システム統合(EAI)において当時国内未解決の難題を解決し、純益数十億円分の効果をあげる。その後、社内転職するも研究所が閉鎖。次の職を探している時にTRIZと出会う。その後、R&D部門で2009年度の発明最多賞を取得。現在はデータサイエンティストとして新規事業(電子お薬手帳)に、アイデアクリエーターとしてイメージセンサ事業部等の特許活動に携わる。
プライベートでは3児の子持ちの共働き家庭にあり、常にアイデアが求められる状態。2012年TRIZシンポジウムで「最も役に立った発表」賞受賞。Win-Winな協調戦略が求められるボードゲーム、カタン(世界累計2000万セット販売)の2003年日本チャンピオン。
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