トリーズの9画面法【入門編】

トリーズの9画面法【入門編】

著 | 高木芳徳
550円 (税込) ※1

発売日:2021/9/30
ISBN:978-4-7993-8487-9

Product description 商品説明

トリーズ(TRIZ)とは、旧ソ連生まれの「発明的な問題解決の理論」です。
そのなかでもとくに課題設定におけるベースとして重視されているフレームワークが、本書で紹介する「トリーズの9画面法」です。

9画面法とは、横軸を時間軸、縦軸を空間軸に取り、それぞれを3つずつ、計9個のマスに区切ったもの。
アイデアの整理や伝達だけでなく、発想についてもたった1つのフレームワークのみで完結させることができます。

シリーズ入門編となる本書では、9画面法のメリットや基本的なかきかたをご紹介します。
たった4本の線をかくだけにもかかわらず、あらゆる価値が生み出せる9画面の奥深い世界をぜひ体感してみてください。

Index 目次

はじめに
本シリーズの構成と各分冊で得られるもの
序章 トリーズの9画面法への招待
序章の背景と得られるもの
9画面法がなぜ必要になるのか?
トリーズの9画面法とは?
伝わりやすい資料は「包含関係×時系列」になっている
従来手法で解決できなかった「問題点」
トリーズの9画面法を知る
第1章 横3画面のかきかたを学ぶ
9画面への道①時間を区切って並べる
時系列を区切って並べることを習慣化する
横3画面を学ぶ目的と効果
横3画面を考えるコツ
第2章 縦3画面のかきかたを学ぶ
9画面への道②システムの大きさで区切って並べる
縦3画面で、空間を区切って考える
縦3画面を学ぶ目的と効果
縦3画面をかく方法
本シリーズの提供価値とその「環境と要素」3画面
第3章 9画面のかきかたを学ぶ
9画面への道③時間と空間を区切って並べる
6画面・9画面を学ぶ目的と効果
9画面のかきかた
実際の9画面
あとがき

Author description 著者情報

高木芳徳

開成高校から東京大学工学部に進学。東京大学大学院工学系研究科修了。研究テーマは「知の構造化」(MITとの共同研究)。在学中に3つの学生組織を再興。また同時期、年商100億円規模の組織における常務理事として5年間無限責任で経営にあたる。
2000年、大手メーカーに入社。2年目に社内の基幹システム統合(EAI)において当時国内未解決の難題を解決し、純益数十億円分の効果をあげる。その後、社内転職するも研究所が閉鎖。次の職を探している時にTRIZと出会う。その後、R&D部門で2009年度の発明最多賞を取得。現在はデータサイエンティストとして新規事業(電子お薬手帳)に、アイデアクリエーターとしてイメージセンサ事業部等の特許活動に携わる。
プライベートでは3児の子持ちの共働き家庭にあり、常にアイデアが求められる状態。2012年TRIZシンポジウムで「最も役に立った発表」賞受賞。Win-Winな協調戦略が求められるボードゲーム、カタン(世界累計2000万セット販売)の2003年日本チャンピオン。
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※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。