病気、不調知らずのからだになれる ふるさと村の食養ごはん

病気、不調知らずのからだになれる ふるさと村の食養ごはん

著 | 山田剛
著 | 草野かおる
監修 | 秋山龍三
1870円 (税込) ※1

ページ数:368ページ
発売日:2021/9/17
ISBN:978-4-7993-2746-3

Product description 商品説明

だるい、免疫力低下、肥満、アレルギー、冷え、糖尿病、生理不順……数々の不調をとりのぞいてきたレシピを初公開!

前作『「食事」を正せば、病気、不調知らずのからだになれる』では、多くの人の病気や不調を改善してきた秋山龍三氏が実践する独自の「食養」とはなにか、日本人に合った食事とはなにかについてお伝えしてきました。
本書では「食養」をご自宅でも実践できるように、より具体的に、どんな時期にどんな食材を使って、どんな調理法で食べるのか、そのレシピをご紹介します。

「食養」を簡単に説明すると、食べることでからだの不調や病気を改善していくことです。
秋山式食養が考える基本の食事とは、「玄米、味噌汁、梅干し、漬物」。そこに「緑野菜のお浸し・酢の物、キンピラ、ヒジキや切り干し大根の煮物」など1~3菜を足します。これらの食事の作り方を、豊富なイラストとともにわかりやすく紹介します。
ぜひ本書を参考に食養ごはんを作り、からだが変わる実感を味わってみてください。

【本書のレシピの特徴】
・食材のおいしさと栄養を引き出す

食材が一番おいしくいただける旬の季節ごとに分類して紹介しています。食材ごとに、おいしさと栄養を引き出すための「下ごしらえ」、「切り方」、「火の入れ方」の方法と、特徴、歴史、成分についても記載しています。
・素材本来の味を活かすレシピ
 掲載しているレシピは、かんたんに作れて、素材のよさをシンプルに味わえるものばかりです。過剰なうまみで演出されたおいしさではなく、からだが本当においしいと感じるシンプルで深みのある料理になります。

【こんな人におすすめ】
□ 毎日の食事でからだの不調を改善したい
□ 自分や家族のからだの自然治癒力を上げて、健康な毎日を過ごしたい
□ からだにいい食事をしたいけれど、具体的になにを食べればいいのかわからない
□ 濃い味や強いうま味のある食事に疲れて、素材のよさを活かした調理法や料理を知りたい

Index 目次

はじめに
1章 ふるさと村の「食養ごはん」とは?
料理を作る前に知っておいてほしいこと

日本人が昔から食べてきたものでからだを癒す  
おいしいものは、からだに必要なもの  
おいしく食べてほしいという気持ちが「料理」の原点  
秋山式ふるさと村の食養ごはん722食  
食養ごはんで3つのリセット  
① 食材のリセット 日本人の命をつなげてきた食べもの  
② 食べる量のリセット 食べすぎで動けていない
③ 味覚のリセット 自分のからだが求めているおいしさを知る 
実践味覚リセット① 断食でからだの求めるおいしさを体感  
実践味覚リセット② 素材本来のおいしさを知る
食材と食べる人によって変わる味つけ  
味つけに頼らない料理
秋山先生の「料理」の本質

2章 基本の食養ごはん
ふるさと村でいつも食べている基本の食事を紹介

食養基本の主食① 玄米 
食養基本の主食② 梅干し
食養基本の主食③ 漬物 
食養基本の主食④ 味噌汁
味噌 
だし汁
食養基本の副菜① 緑野菜のお浸し・酢の物
食養基本の副菜② ニンジン・ゴボウのキンピラ  
食養基本の副菜③ ヒジキ・切り干し大根の煮物  

3章  春の食事
 春に旬を迎える野菜とレシピ

菜の花のお浸し  
小松菜のヒラタケ炒めもの(ゴマよごし)  
小松菜と油揚げの煮浸し  
ホウレンソウの黒ゴマ和え  
ホウレンソウの梅肉巻き
ホウレンソウの煮浸し 
ホウレンソウと油揚げの炒めもの 
野草の精進揚げ
サヤエンドウの黒ゴマ和え
サヤインゲンとジャガイモの煮物 
グリーンピースごはん  
間引き菜の味噌汁
オニオンスライス(カツオ節と醤油)  
タマネギの姿蒸し
タマネギとサヤインゲンの甘煮  
タマネギと小松菜の炒めもの(加水分解) 
タマネギ炒め(くず引き) 
タマネギ、ジャガイモ、ニンジンの煮物  
ジャガイモとキュウリのカレー粉炒め

コラム 野菜の歴史と旬 

4章 夏の食事
 夏に旬を迎える野菜とレシピ


ツルムラサキの酢の物  
モロヘイヤのお浸し+カツオ節和え 
枝豆の塩ゆで
レタスサラダ  
レタスとニンジンの塩炒め+煮しめ  
オクラの納豆じゃこ和え  
ゆでオクラのなめたけ和え  
オクラとヒジキの煮物
オクラとシメジの醤油炒め(加水分解) 
キュウリのミョウガのせ  
キュウリとワカメの酢の物 
キュウリとワカメと油揚げの味噌汁
キュウリとトマトの冷たい煮物  
キュウリの煮浸し(くず引き)  
キュウリの塩炒め+カボスしぼり  
ゴーヤと豆腐の炒めもの
ざるうどん  
ナスとニンジンとビーフンのゴマ油和え 
蒸しナス(おろしショウガ醤油)
ナスの姿焼き+味噌だれ  
ナスと麩の煮物  
ナス姿炒め 
トマトとナス(姿)のショウガ醤油かけ  
ミニトマトと塩もみキュウリの柚子胡椒和え  
トマト汁  
ピーマンのじゃこ和え  
ピーマンとナスの煮物  
ピーマンとナスの味噌炒め(味噌みりん) 
万願寺トウガラシとオクラの煮物  
万願寺トウガラシのじゃこ炒め 
青トウガラシの醤油漬け  
キュウリの浅漬けシソ和え  
青ジソのふりかけ
赤ジソのふりかけ/シソの実漬け

コラム  漬物がおいしい季節① ~ぬか漬け、浅漬け、古漬け~ 

5章 秋の食事
秋に旬を迎える野菜とレシピ

スタミナ醤油 
ニンニクの煮物
小松菜シメジ炒め(塩ニンニク)  
ニンニク鍋 
ショウガスライス
冷奴+ショウガ醤油  
トウガンの煮浸し(くず引き)  
蒸しカボチャ  
カボチャの煮物/カボチャスープ  
ゴボウとシイタケの煮物  
ゴボウのキンピラ  
サトイモの味噌汁 
サトイモの煮物 
サトイモの煮っころがし 
とろろイモ  
コンニャクの煮物 
コンニャクピリ辛炒め
蒸しサツマイモとじゃこ醤油/サツマイモと麩の煮物  
きのこの網焼き  
シイタケと切り干し大根の煮物  
ナメコ、シイタケ、きくらげの塩炒め  
なめたけ
シメジと青菜の塩炒め

コラム  あまり物やのこり物を活かす料理  

6章 冬の食事
冬に旬を迎える野菜とレシピ

ゆでブロッコリー  
千切りキャベツ  
キャベツとピーマンの塩炒め  
白菜漬けのゆず醤油からし添え  
白菜お浸しの川のりまぶし 
納豆と刻みネギ  
炭焼きネギ
ネギ炒めと豆腐の煮浸し
ニンジンとナスの甘酢あんかけ  
ニンジンとヒジキの煮物  
ニンジンとゴボウの煮物  
ニンジンとピーマンの塩炒め
ニンジン菜の塩炒め 
ダイコンおろし  
ふろふきダイコン
ダイコンのニンジンの煮物
ダイコンとコンニャクのキンピラ
ダイコンのステーキ  
ハリハリ漬け  
ダイコンとダイコン菜の味噌汁
カブの浅漬け  
カブとカブ菜炒め
カブのとろとろ煮
カブとニンジンの煮物  
カブときのこの青菜炒め  
レンコンの辛炒め  
レンコンとヒジキの煮物  
レンコンとニンジンのキンピラ  

コラム 漬物がおいしい季節② ~たくあん、白菜漬け~

7章 春夏秋冬食べられる豆・海藻・乾物類
季節に関わらずいつもおいしい豆類、海藻類、乾物類、加工品とレシピ

コンブの佃煮  
長ヒジキと油揚げの炒め煮 
ナムル
冷奴のスタミナ醤油かけ
豆腐の赤シソ梅酢漬け 
豆腐とシイタケの煮物(くず引き)  
湯豆腐
湯葉と麩の煮物  
卯の花  
豆腐と油揚げの味噌汁  
ニラと味噌の油揚げ焼き  
納豆のおろしじゃこ和え  
納豆汁
麩とワカメの味噌汁  
麩とキュウリの酢の物  
車麩の甘煮

コラム ハレの日の食事 ~卵、めん類など~  

おわりに

Author description 著者情報

山田剛

昭和38年、大阪に生まれる。広島大学法学部を卒業。20年勤めた株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションを平成20年に退職し、平成22年に「ふるさと村」を知り、翌年には、西伊豆・松崎町の山奥にある「ふるさと村」に移住。現在は、ふるさと村の敷地内で自作の小屋に住み、野菜を野草のように自生させる「自生農」に取り組み、秋山食養の実践と自給自足を目指し活動中。著書に『伊豆の山奥に住む仙人から教わったからだがよみがえる「食養術」―ダメなボクのからだを変えた秋山先生の食養ごはん』(徳間書店刊)がある。
www.tsuyoshi-yamada.jimdo.com
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草野かおる

イラストレーター/防災士。
セツモードセミナーを卒業。出版社勤務の後イラストレーターとして活動。夫と2人の娘あり。雑誌(健康、マタニティ、ベビー、料理関係など)を中心にカットやイラストルポなど手がける。PTA、自治会を通じて16年に渡り防災勉強会や防災訓練などで防災活動に関わったことを生かし、東日本大震災の数日後、ブログにて発信を始め、現在はツイッターでも多くのアクセスを集める。韓国の高麗大学でシンポジウムに参加し防災についての講演をおこなったほか、国内では、ラジオ番組の出演や、都道府県、市区町村の講演会に登壇。新聞・雑誌に掲載される。2018年には防災士の資格を取得する。
著書・共著に「おかあさんと子どものための防災&非常時ごはんブック」「「食事」を正せば、病気、不調知らずのからだになれる ふるさと村のからだを整える「食養術」」(どちらも小社刊)「伊豆の山奥に住む仙人から教わったからだがよみがえる「食養術」: ダメなボクのからだを変えた 秋山先生の食養ごはん」(徳間書店)がある。
ブログ:草野かおるの4コマ防災 http://ikinokoru.info/
ツイッター:@ kaorutofu
問い合わせ先:オフィスカンノン info@kannon.info
詳しくはこちら

秋山龍三

昭和六年、千葉県成田市で出生、私立成田高等学校を卒業。千葉県公立小学校教員、経理事務、セールスマン、宗派の管長秘書、ラジオ、テレビの台本作家などの様々な職業を経て、昭和五十年、JR水道橋駅近くにて、家庭教育、生活指導最優先を謳う私塾「伸英学園」を創設。進学一点張りの風潮の中、「食養」によって家族の健康を守り、家庭教育を最重要視する特殊な塾経営が評判を呼ぶ。塾経営と併行して学校PTAや幼稚園母の会、青年会議所など各方面から講演依頼が続く。昭和六十年より、食糧の完全自給を目的に伊豆半島の西伊豆・松崎町の山中に「ふるさと村」を建設。伐採、開墾、稲作に励み、塾の児童生徒の合宿研修所として生活指導の実践の場に供す。初年度から米の自給をなし、続いて味噌、醤油、柿酢、納豆、豆腐、こんにゃく、アルコール飲料など(食用油を除き)の完全自給を達成。塾を閉鎖後は、ふるさと村に定住し、食養の研修、滞在による療養、自給品の頒布などを目的とした村民登録を会員制にて開始。平成九年、食と血液と生命の本質を追求し、欧米型栄養学の過誤、汚染食品が及ぼす疾病、食養と疾病治療の実際などについて啓蒙、学習、研究などを目的とする「自然食養学会」を設立。現代医療の場では、治癒が絶望に近いガン、アトピー、リュウマチ、腎炎、肝硬変などで悩む多くの人が来訪滞在して食養に徹し、著しい快癒率を挙げる。過去の経験、実績に鑑み、メス、薬剤、化学(物理)療法と無縁な、本物の水、空気、人間関係、食の優れた環境の設営で病気を絶つ機構の普及と、後継者の育成に惜しみなく力を注ぐ。著書に『「食事」を正せば、病気、不調知らずのからだになれる』(小社刊)がある。令和三年五月没。秋山先生の遺志を引き継いだ後継者がふるさと村を運営中。詳細は下記HPをご参照ください。

ふるさと村・自然食養学会ホームページ
http://izu-furusatomura.jimdo.com
(ふるさと村に直接訪問されることはご遠慮ください。お問い合わせは、必ずふるさと村のメールまたはファックスにてお願いいたします)
詳しくはこちら

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