AI分析でわかった トップ5%セールスの習慣

AI分析でわかった トップ5%セールスの習慣

著 | 越川慎司
1760円 (税込) ※1

発売日:2023/4/21
ISBN:978-4-7993-2941-2

Product description 商品説明

18万部突破の大人気「トップ5%」シリーズ最新刊!

800社、2万1000人の営業職を対象に
3年半にわたって実施した調査と行動実験で判明した
“再現性の高い”行動ルールを初公開!


本書で紹介している「5%セールス」とは、単に営業成績が上位5%というだけではありません。
運に左右されずに安定して成果を出すメカニズムを見出すべく、「3年連続で目標を達成している人」という条件を含めました。
つまり、3年連続で目標を達成し続けて、かつ社内の営業成績が上位5%に入っている人を「5%セールス」としたのです。

5%セールスは成果を出す習慣を身につけているので、他部門へ異動しても、他社へ転職しても、良い成績を出し続けます。すなわち5%セールスは、再現性の高い行動習慣を持っている人たちなのです。

5%セールスには、意外な共通点がありました。
・「プレゼンが苦手」だと思っている
・大型案件の獲得は「運」だったと思っている
・個人戦よりも「チーム戦」を重視している
・商談の最初は「よろしくお願いいたします」で始めない
・営業資料は3色以内。「余白」や「白抜き文字」を活用している
etc…


こうした5%セールスの特徴を、一般的な「その他95%セールス」が9か月間真似をしてみるという「再現実験」を、のべ2万1000人で実施しました。すると、再現実験を行った「95%セールス」の成績が平均1.2倍上がったのです。
もちろん、営業成績には運や縁はあります。でも、その運や縁を引き寄せるメカニズムも少しずつ見えてきました。

こうした再現実験を特別に1万時間以上行い、再現性の高かった行動習慣をまとめたのが本書です。
本書を通じて、成果を出し続けている5%セールスの行動習慣に触れていただければと思います。

Index 目次

第1章 顧客との「すれ違い」はなぜ起こるのか?
・不満解消に注力するセールス、新たな経験や嬉しさを求める顧客
・顧客が求めているのは、インフォメーションではなくインサイト
・営業資料の“忖度ページ”の8割は読まれてもいなかった
・顧客とセールスは「共感・共創」関係へ

第2章 5%セールスの意外な共通点
・5%セールスの61%は「プレゼンが苦手」
・5%セールスの75%は「ラッキーパンチ」で大型案件を獲得
・5%セールスの62%は「ストレス発散法」を持っている
・5%セールスが作る資料の55%は3色以内、「白」でインパクトを残す
・5%セールスはあえて「アナログツール」を活用する
[Column] 5%セールスが活用しているSPIN話法

第3章 95%セールスが良かれと思ってやってしまうこと
・95%セールスは「ダ行」で会話を始める
・95%セールスはエスキモー全員に氷を売ろうとする
・95%セールスは自分が9割話してしまう
・95%セールスは「うんざり」プレゼンをしてしまう
・95%セールスは成功にこだわって行動が止まる

第4章 5%セールスのシンプルな思考と行動
・5%セールスはコントロールできない領域は「捨てる」
・5%セールスはGEP客を「相手にしない」
・5%セールスはアクセルとブレーキを「踏み分ける」
・5%セールスは「事後行動デザイン」をする
・商談相手を4つのタイプに分類する
①外向・思考型のケース/②外向・感情型のケース/③相手が内向・思考型のケース/④相手が内向・感情型のケース
・事前の仮説思考とバイアス除去で「本番前に勝負を決める」
・「調査」と「本質」を伝えてアポを獲得する
・自己紹介で重要なのは「伝える資格」と「再現性」
・タスクを小分けして「初動を早める」
[Column] 5%セールスのファクト・ファインディング

第5章 5%セールスは周りを勝たせる
・顧客を「ヒーローにする」
・部門の壁を越えて、社内をうまく「巻き込む」
・トラブルは逃げずに「対応する」
・「学びたい・成長したい」メンバーの欲求に応える
・ティーチングとコーチングで「自走するチーム」をつくる
[Column] 分散型自律組織DAO

第6章 オンライン商談の成約率をアップさせたアクション
・「よろしくお願いいたします」で商談を始めてはいけない
・社名だけでなく相手の「名前を呼びかける」
・説明は情報を絞り、顧客に「質問させる」
・本番前の「テスト通話」で音の失敗を避ける
・説明するときは、画面上の相手ではなく「Webカメラを見る」
[Column] 5%セールスは3年後のキャリアプランがない!?

第7章 5%セールスの習慣を実践する方法
・習慣化に必要な3つのこと
・「朝の内省」で自己効力感を高める
・「やめること」を決める
・「やり過ぎていること」をやめる
・会議を減らして「顧客と接する時間」を増やす
・「ファン&ラーン」で学習を継続する

Author description 著者情報

越川慎司

株式会社クロスリバー 代表取締役CEO
国内外の通信会社勤務を経て、2005年にマイクロソフト米国本社に入社。のちに日本マイクロソフト業務執行役員としてPowerPointやExcelなどの事業責任者。2017年に働き方改革の支援会社であるクロスリバーを設立し、メンバー全員が週休3 日、複業(専業禁止)を実践。800社以上の業務改善、会議改革や事業開発を支援。講演・講座は年間400件以上で平均満足度は94%。
著書に『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』(小社刊)、『仕事ができる人のパワポはなぜ2色なのか?』(アスコム)、『17万人をAI分析してわかった いやでも成果が出る考動習慣』(アチーブメント出版)、『29歳の教科書』(プレジデント社)など多数。
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