鈍感な世界に生きる敏感な人たち

鈍感な世界に生きる敏感な人たち

著 | イルセ・サン
訳 | 枇谷玲子
1650円 (税込) ※1

ページ数:232ページ
発売日:2016/10/14
ISBN:978-4-7993-1978-9

Product description 商品説明

なぜこんなに音・におい・相手の表情が“気になってしかたがない”のか?
あなたは、「神経質」でも、「忍耐力がない」わけでもありません。
敏感さは、愛すべき「能力」です。

5人に1人が該当するHSP(とても敏感な人)が
生きづらい世の中を?敏感さを武器”に強く生き抜くヒント

  ★「HSPチェックリスト」「HSPのためのアイデアリスト」付き
まずは診断ページでセルフチェック >

..:*:.。oOo。もしかしたら、あなたもHSP?。oOo。.:*:.
□毎日、1人でいる時間が必要
□勘が良く、嘘を見破るのが得意
□テレビで暴力シーンを観ると、何日も影響されてしまう
□空腹や寒さを感じると、そのことが頭から離れなくなる
□仕事中、監視されているとストレスを感じる
□美しい自然や芸術作品をみると、喜びで胸がいっぱいになる


●もくじ(一部抜粋)

第1章 鈍感な世界に生きる「敏感な人」とは
  ・5人に1人がHSP(とても敏感な人)
  ・HSPは生まれもった気質
  ・HSPの能力1 一度に多くの情報を吸収できる
  ・HSPの能力2 音やにおいなどの微細な違いも察知できる
  ・HSPの能力3 ゆっくり、深く多角的に考えられる
  ・HSPの能力4 とても慎重で、危機管理能力が高い
  ・HSPの能力5 共感力が高く、気配り上手
  ・HSPの能力6 誠実で、責任感がある
  ・HSPの能力7 想像力が豊かで、内的生活が充実している
  ・表面的にはHSPに見えない人もいる
   ―外向的なHSP・刺激を求めるHSP・タイプ分けすることの利点と難点
第2章 「敏感な人」が抱えやすい心の問題
・HSPが抱えやすい心の問題1 自分自身に高度な要求をしてしまう
・HSPが抱えやすい心の問題2 罪悪感と羞恥心に苛まれてしまう
・HSPが抱えやすい心の問題3 恐怖心を感じ、憂鬱になりやすい
・HSPが抱えやすい心の問題4 怒りをうまく放出できない
第3章 「鈍感な人たち」とうまく付きあうには
 ・方法1 周囲の人に自分がHSPであることを伝える
 ・方法2 自分の限界点をはっきり伝えておく
 ・方法3 休憩や散会の時間を事前に約束しておく
                ・・・など11の方法をご紹介
第4章 「敏感な自分」とうまく付きあうには
 ・方法1 HSPの能力を楽しむ機会をつくる
 ・方法2 五感から過度に刺激を受けないための対策をとる
 ・方法3 過度な刺激を受けたら、じっと自分の内側に集中する
                ・・・など8の方法をご紹介

Index 目次

HSPチェックリスト/はじめに
第1章 鈍感な世界に生きる「敏感な人」とは
  ・5人に1人がHSP(とても敏感な人)
  ・HSPは生まれもった気質
  ・HSPの能力1 一度に多くの情報を吸収できる
  ・HSPの能力2 音やにおいなどの微細な違いも察知できる
  ・HSPの能力3 ゆっくり、深く多角的に考えられる
  ・HSPの能力4 とても慎重で、危機管理能力が高い
  ・HSPの能力5 共感力が高く、気配り上手
  ・HSPの能力6 誠実で、責任感がある
  ・HSPの能力7 想像力が豊かで、内的生活が充実している
  ・表面的にはHSPに見えない人もいる
   ―外向的なHSP・刺激を求めるHSP・タイプ分けすることの利点と難点
第2章 「敏感な人」が抱えやすい心の問題
・HSPが抱えやすい心の問題1 自分自身に高度な要求をしてしまう
・HSPが抱えやすい心の問題2 罪悪感と羞恥心に苛まれてしまう
・HSPが抱えやすい心の問題3 恐怖心を感じ、憂鬱になりやすい
・HSPが抱えやすい心の問題4 怒りをうまく放出できない
第3章 「鈍感な人たち」とうまく付きあうには
 ・方法1 周囲の人に自分がHSPであることを伝える
 ・方法2 自分の限界点をはっきり伝えておく
 ・方法3 休憩や散会の時間を事前に約束しておく
 ・方法4 自分にできることは限られているという事実を受け入れる 
 ・方法5 言葉の洪水に溺れないように会話中に休憩をとる
 ・方法6 片方が一方的に話さずに「対話」となるよう心掛ける 
 ・方法7 「対話」を成立させるには、互いに「反応し合う」ことを意識する
 ・方法8 時を場合に応じて「深い会話」と「表面的な会話」を使い分ける
 ・方法9 4つのステップで会話を深めていく
 ・方法10 HSPの理解者をパートナーに選ぶ
 ・方法11 子育ては、無理をしない

第4章 「敏感な自分」とうまく付きあうには
 ・方法1 HSPの能力を楽しむ機会をつくる
 ・方法2 五感から過度に刺激を受けないための対策をとる
 ・方法3 過度な刺激を受けたら、じっと自分の内側に集中する
 ・方法4 自分自身へ愛情を向けて、自分を守る
 ・方法5 自分自身に思いやりを持つ
 ・方法6 自分自身と和解する
 ・方法7 心理セラピーを受けてみる
 ・方法8 自分らしくいることの喜びを感じる
あとがき/謝辞/参考文献/HSPのためのアイデアリスト

Author description 著者情報

イルセ・サン

心理療法士。デンマークのオーフス大学で神学を学び、C・G・ユングとキルケゴールに関する修士論文を執筆。また、いくつかの心理療法的アプローチの訓練を受けており、デンマークの心理療法的協会の会員でもある。数年間、デンマーク国教会の教区司祭を務め、現在はスーパーバイザー、トレーナー、講演者、セラピストとして活動している。
主な著書は、『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』『心がつながるのが怖い―愛と自己防衛』(ともにディスカヴァー)などがある。
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枇谷玲子

1980年、富山県生まれ。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学(学位未取得)。2005年、大阪外国語大学卒業。北欧の書籍の翻訳紹介に注力している。
主な訳書に『キュッパのはくぶつかん』(オーシル・カンスタ・ヨンセン作、福音館書店)、『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』『心がつながるのが怖い―愛と自己防衛』(ともにイルセ・サン著、ディスカヴァー)、『北欧に学ぶ小さなフェミニストの本』(サッサ・ブーレグレーン著、岩崎書店)などがある。
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